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OSJ 安達太良トレイル50k【後編】

こんにちはー。
最近飲んだ日本酒で美味しかったのが「木花乃醸造所 ホップ酒」だったマサシです。

前回の続き、OSJ 安達太良トレイル50kのレースレポの続きです。
前半はこちら↓
https://note.com/masastol/n/n07e2839b9c46

【第一関門〜第二関門 約20km〜30km地点)】

第一関門着いたら4位と言われたが水汲んでる間に一人に抜かれましたw
関門を越えた最初の歩行区間がちょうど谷になってるのもあったのか少し雲が晴れた。川が乳白色してて温泉なのかな?川沿いを進むが壮大な景色をそこにはあった。これだよこれ!見た事ない景色を見にレースに出たんだよー。雨の山に登らされ、ドロドロの悪路を下らされ殺伐とした気持ちが少し癒された。

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これこれ〜


胎内岩をくぐりあんまり記憶もないまま第二関門エイドへ。

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走る厚木の仲間
第二関門付近かな
結局また雨


【第二関門〜第三関門 約30km〜43km地点】

というのもこの区間の思い出が辛すぎてその前の記憶が曖昧。まず、ロード上に第二関門エイドを過ぎ再びトレイルに入るところで内転筋を攣る。屈伸やらなんやらで5分ほどストップしてた。けど昔から追い込んだ練習とかをすると大抵30kmで一度攣り、その後何とか回復するのはわかってるのでマグオンやツラレスと塩タブを流し込み波が収まるのを待った。 4位で迎えてたが悶絶してる間にまた抜かし返され5位。ずっと中盤はこの選手と競っていたが道中話してみるとスパルタンレースの日本代表の方だそうだ。どんなジャンルでも日本代表というのは大したもんである。

足に負担かけたくないしこのあと楽だといいなぁと思っていたらコースの核心部だったみたいで、まぁとにかくまぁ壁みたいな斜度を登らされた。エグい斜度を登らされフラットな道が現れたと思ったらそこが泥水で水没した道。うーむ、と思ってたらまた壁みたいな斜度。…これを何回繰り返したかわからない。永遠に続くかと思ってたら何とか稜線に出てようやくピーク。もしかしたら箕輪山の山頂を記憶違いしてるかもしれないけどとにかくあの辺はそんな辛い記憶しか思い出せない。出場者とあの辛い部分の話だけで2時間飲み会ができる気がする。
箕輪山からはすれ違い区間がありちょうどのタイミングで共に出ている厚木大学の仲間3人とすれ違い元気をもらえた。これから地獄の箕輪山に行くのか…頑張ってくれ…。

あとはエイドまでひたすら下りだやったぜ。と思いきや足首まで水没した道、ツルツルな下りの路面。飛ばせる事もなくうわーうわーと1人叫びながら第三エイドへ。

【第三関門〜ゴール 約43km地点〜ゴール】

なんだかんだ4位で迎えたがまた水汲んでたら人が来た…またかと思ったら、あれ…違う人。記憶の中でうっすら前半の舟明神山の登りで抜いた記憶がある方だ…自分は後半ペース落ちた中で変わらず来れた方なんだろうなーと考えてたら案の定水汲んでるうちに抜かれましたw

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水汲んでないで早く行けよ俺
(高野さん提供)

とはいえもう最後だし何とか追い付こう頑張ろう、と渡渉のある所で捉えたが最後のピーク、荒竜岩から下りになった途端、風のように消え去りました…。はえぇー。(この方、高野選手とはレース後SNSでご挨拶しました。写真ありがとうございます!)

潔く諦め(ここ大事)最後の長ーい下りを走りながらシェルを脱いだときに、あれ?スタート前に上腕に装着してた心拍計POLAR VERITY SENSEがない!?

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POLAR VERITY SENSE
こんな身体になりたいもんだ
(公式HPより引用)


シェルを脱いだ時に落としたのか?と「俺の14080円(税込)...14080円(税込)…」
と呟きながらシェルを脱いだ付近まで戻ったり藪を覗いたりしながら5分ほど右往左往。あーショック。

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さっきの写真をよく見たら第3関門エイドで
既になかったけどね!
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大会後の落し物にありました。
ありがとう拾ってくれた方
ありがとうOSJ

しかしずっと探してもいられないしこれで抜かれても勿体無いから諦めて泣きながら(嘘)ゴール!
9:05:28 総合5位入賞。

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疲れで何とか絞り出した作り笑顔

まさかまさか入賞なんてするとは思ってなかったけど16:00に表彰やるから来てね(事情により17:00〜に変更になったけど)と言われ時間が空いてたので近くの温泉へ。身体が冷えてたのか長く浸かっても全然温まらないし、上がってからも温かい飲み物ばかり飲んでた。

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大人になってから表彰されることって
中々ないから嬉しい。
盾をもらいました

表彰、仲間のゴールを見届け私の安達太良は無事に終わりました。

完走率44.7%にもかかわらず
厚木大学は全員完走!強い!

◆レースを終えて

正直かなりエクストリームなレースだったからこそ走りが得意な選手が本来の力を出せず、ラッキーな順位に入れたと思っている。
ただ、普段自分が練習しているのが丹沢周辺なのだが、トレランに向いてない走れる山ではなくパワーウォークが鍛えられるのでそこは活きたのかなと感じている。実際走れない斜度の道で抜かすことも多かった。反省はペースメイク。いつかこの突っ込むスタイルで痛い目を見る気がするなぁ。

この時期の大会は奥信濃は何とか開催されたが信越五岳など大きな大会は今年も開催されず難しい年になった。そんな中でも自治体やなどの協力により無事に開催できてよかったです。
いつか晴れてる時にまた出てみたい。
ありがとうございました!


◆今回の装備


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キャップ: Ciele
レイン兼シェル: GORE WEAR /シェイクドライフードブルゾン
Tシャツ: Why not Tuesdays
パンツ: 山と道/DW 5-Pocket Shorts
ソックス: INNER-FACT/NIKKE AXIO WOOL
シューズ: THE NORTH HACE/Flight Vectiv
ザック:  Instinct/Trail X 10L Hydration Vest
ヘッドライト: Ledlenser /H8R
アームカバー: C3fit/アドバンスウォーム アームスリーブ
バフ:F.C.R.B 
腹巻き:山と道/Alpha Haramaki

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