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足柄三山ひと繋ぎ
こんにちはー!
最近飲んだ日本酒で美味しかったのが「醸し人九平次 La Maison(ラ・メゾン) 山田錦」だった、まさしです。
前回の記事『箱根駒ヶ岳の開通』に続き、トレイルランにオススメの箱根のルートをご紹介します。
何故こんなに立て続けに箱根のトレイルを?と思われるかもしれませんが、なんといっても冬は富士山が綺麗!
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この時期は天気も安定していて空気も澄んでいるので夏に比べると景色が綺麗に見えるのが魅力です。あとやっぱり富士山は雪を被ってこそですよね。
そんな訳でやっぱり箱根のトレイルに行った事ない方はまずは外輪山をオススメしますが、行った事ある方、ちょっと飽きて目線を変えたい方などに今回チャレンジしてみて欲しいコースが
『足柄三山』です。
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このコースは大雄山線の大雄山駅を起点にしたループ状の1周できるルートです。起点は写真の右側の1番ポコっとした所あたり。
今回は時計周りで巡ります。
対角線のおおよそ写真左下辺りに今回1番標高の高い金時山が位置しています。
距離は31km
累積標高は おおよそD+2100m
見所は眺望の良い足柄三山(明神ヶ岳・金時山・矢倉岳)のピーク巡るコースです。
名称は"足柄三山サーキット"や"足柄三山Three Peaks"など地元の呼称や走る仲間によって違うのですが、コースは一緒のようです。
私がこのコースを知ったきっかけは高松山グルグルクラブに参加してくれた南足柄市出身のランナーが着ていた足柄三山Tシャツ。
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白と黒があります。
なんとこのTシャツは『道の駅足柄・金太郎のふるさと』の1店舗でしか手に入らず、しかもなんとモンベル製で機能素材ウィックロンを使われているのでランにも適したボディ。
私自身、三山それぞれの山を様々なルートで登った事はあり足柄の山々に魅せられていたので迷わず買いに行きました。
そしてせっかくならこれを着て足柄三山ひと繋ぎを走ってみようと思い、今回挑戦してきました。
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さて私自身も神奈川県には住んではいるものの、大雄山駅ってどこだよ。ってところから始まります。
小田原駅から伊豆箱根鉄道に乗り換え約20分で着きます。しかも着いてびっくり、結構栄えてました(失礼)多分車でもコインパーキングが沢山あるはず。
改札外のロッカー(現金のみ)に荷物を入れ、まずは明神ヶ岳の入り口となる最乗寺へ約3kmのロードを進みます。まっすぐ道なりなので迷う心配はありませんが、まぁまぁ上り坂です。
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最乗寺に着いてからの明神ヶ岳、そして金時山までコースのおおよそは南足柄市のHPに載ってるのでそちらも参考にしてください。
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最乗寺は趣きがあり、樹齢いくつだよ…という木々が立ち並ぶ巨大な要塞みたいな作りをしているので時間がある時にゆっくり周ってほしいけど今回は寺の入り口にあるお店を越えたらすぐにトイレがある左側へ進みその先へ行くと階段そしてトレイルが始まります。
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トレイルは少し荒れているところはありますが、道標やテープなどはしっかりしているので迷う心配はないと思います。
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最後に大地の裂け目みたいなところを通れば箱根湯本からの外輪山ルートと合流し1つ目のピーク明神ヶ岳(1169m)に到着。
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山頂表示にかけましたw
この日は快晴で富士山が綺麗に見えて気持ちがよい!ここからは箱根外輪山ルートで金時山へ。
明神ヶ岳から500m進むと"最乗寺奥之院"と書いた表示が出てきてややこしいですが、今回のルートからは少し亜流のコースになるので別の機会に行ってみてください。(ちなみに奥之院の天狗の銅像と階段がカッコいいので見て欲しい!)
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晴れていると富士山とその手前にポコっとしたこれから向かう金時山の稜線が綺麗に見れてワクワクします。
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そして外輪山の内側に目を向けると大涌谷の煙と箱根駒ヶ岳が。こちらも是非別の機会で行って欲しいです。
晴れていればそんな景色を堪能しながら楽しく進めるので山頂直下の激登り以外は金時山まであっという間です。
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2つ目のピーク金時山(1212m)。こちらも眺望が素晴らしく、様々なルートからアクセスが良いのでハイカーさんなど多くの方で賑わっています。
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オレンジ色のルートに進みます。
次に目指すのは3つ目の山、矢倉岳。
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金時山山頂のトイレと金時茶屋の間を通り、足柄峠側のルートに入ります。最初はテクニカルな下りなので慎重に。そのうちに林道となり走りやすくなります。下り基調なのでこの辺でリカバリーしたいですね。
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足柄峠には自動販売機、少し進むと公衆トイレがあります。ここを最後に市街地まで補給場所はないのでしっかり補給を。
ここから万葉公園から山伏平を経由して矢倉岳へ。
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基本、案内の道標と赤テープがしっかりついているの安心して進めますが少し古い地図を参考にしてる方は万葉公園から山伏峠までのルートが少し変わっているので要注意。私の山と高原地図2021年版箱根版は地図見ながらだとズレてました(定期的に地図は更新しましょう ※自戒を含む)
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万葉公園を超えた辺りから道標をよく見ると足柄三山のロゴが付いてるところが増えてきます。その辺も探して楽しんでください。
山伏平から矢倉岳はギュッと登りますが、金時山ほどではなく短めなので安心。
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今回最後の3つ目のピーク矢倉岳山頂(870m)は広々としていて、山頂表示も2024年に新しくなりました。鐘も鳴ります。
この様に絶景の富士山はもちろん、
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今回通ってきた、明神ヶ岳、金時山も綺麗に見えます。写真の真ん中は駒ヶ岳ですかね。
通ってきた軌跡の山々を眺められるのは感慨深いし自信になります。さらに写真はないけど小田原側の海も見える眺望が魅力的な矢倉岳。何度来ても気持ちが良くとても好きな場所です。
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矢倉岳の下りは来た道とは反対側のトレイルに進み矢倉沢林道を下り集落に降ります。公民館にトイレ、近くに自動販売機がありました。
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矢倉沢往還関所跡からは広い道路は使わず、足柄古道に入ります。途中、獣用の柵はあるけど安全な道でむしろ車も来ないので安心、ラスト2kmは大通りの幹線道路に合流し、大雄山駅でゴール!
お疲れ様でした!
後半は地図での説明多めになってしまいましたが、基本、道標とテープがしっかりしてあり迷う心配がないのでわざわざ写真撮るまでもないと思って割愛!大丈夫です!でもトレイルに入る際は基本自分でGPXの入れたルート、もしくは紙やアプリの地図は必携ですね。
大雄山駅の周りにはショッピングモールやコンビニ、飲食店が沢山あるので下山後も安心。
車の方は2km圏内に"おんり〜ゆ〜"という温浴施設があり、サッと入るには勿体無い位に良い雰囲気なのでオススメです。
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美味しい
このルート距離感と累積標高を見ると、やはりまずは箱根外輪山の約50kmはやはり難易度が高いと思う方にはオススメです。
あとは夕方から予定があるけど朝からサクッと走りたい。でも箱根の景色の美味しいとこ取りしたい方にはもってこいなコースだと思います。
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右のポコっとしてるのが矢倉岳。かわいい
個人的には最大の魅力は矢倉岳の山頂からの箱根側と富士山の景色を見て欲しいと思うので是非興味をもったらチャレンジしてみてください!
参考にstravaの記録です。
こちらが今回の時計周りのコース
https://strava.app.link/FXRXAitcAPb
そして別の日に行った逆時計周りのコース
https://strava.app.link/Ya77o4mcAPb
あ、ちなみに今回の内容の時計周り(明神ヶ岳→金時山→矢倉岳)だと後半は時間の経過により富士山に雲がかかりやすいので、絶景の矢倉岳見たい場合は逆時計周りがオススメです!
では!
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