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[015]決算!決算!決算!〜其の弐〜語録集

今回は《じっちゃま》の決算に関する語録集めてみました。

はじめに

じっちゃま曰く、《米国の機関投資家は問題が無い会社の株を、ちゃんと良い決算が出たのを確認した後で、相場が跳ねてしまった後から買い始めるということを基本動作にしています。説明責任という事もあるが、それ以上に、このような堅実な方法がいちばん勝率が高いからです。慌ててるのは個人だけ。》

決算を基軸にした投資方法は、機関投資家の作る方向性にのっかかる事と言っても過言ではありません。プロの手口を知り活用するにはこの方法がベストだと考えられます。

今回は趣を変えて、まず其の発言を集めてみました。これらの《語録》を見るだけでも相当有益だと思います!


語録 : 決算の重要性

じっちゃま曰く、《いい決算を出しているかどうか、1回見るだけでなく、1年、2年、3年と継続して積み上げで見て、良いか悪いかを判断する。そういう考え方が非常に重要。良い決算に基づいた売買ができる事で、約80%の投資家を出し抜く事ができる。僕自身がそうしてるんで自信を持って言えます。》

※決算の重要性

語録 : IPO銘柄の考え方

じっちゃま曰く、《上場初日の急騰を取れなかったということは長期で見れば些細な事に過ぎない。上場後初の決算が良い決算であれば、それを「号砲が鳴った!」と捉え、そこから本格的に買い始める機関投資家が多い。これが王道の投資法。》

※IPO銘柄に果たす決算の役割

良い決算とは何か

じっちゃま曰く、《良い決算、言い換えればポジティブ・サプライズとは、コンセンサス予想を上回った場合のみにあてはまります。しかもEPS(一株当たり利益)、売上高、ガイダンス(今後の業績に関する会社側予想)の三拍子揃っていないと、好決算とは言えません。》

またある時じっちゃま曰く、《コンセンサスEPSの推移を確認するには、Yahoo FinanceのEPS Trend で30日前、7日前、現在を見て。じわじわ上がるのがよい状況。僕が「よい決算の株を買ってください」と言っている最大の理由は、コンセンサス予想が上がる状況において最も株価が騰がりやすいから。》

※良い決算を明確に定義されています

語録 : 決算しくじると。。。

じっちゃま曰く、《「機関は一日では売り終わらない」悪い決算を出し、株価が急落したのを見て(こんなに下げたのだから、もう大丈夫だろう)と考えるのは、突進してくる貨物列車の前に身を投げ出すような無謀な事です。機関は気配がふらふらと上昇した頃合いを見計い、また売り物を浴びせます。》

※決算しくじるとこうなります

語録 : テンバガー発掘と決算

じっちゃま曰く、《労力の80%くらいを使ってるのは決算の精査。良い決算だったら買う、悪い決算だったら売る。これを励行するだけで、テンバガーを見逃すことはありません。しかしテンバガー1日にしてならず。全部で12回くらいの決算がパーフェクトである必要がある。》

※テンバガー銘柄の当て方

語録 : 決算と握力の話(なぜガチホ出来るか)

じっちゃま曰く、《良い会社は、繰り返し良い製品を出せるし、問題に直面してもすぐに対処する。そして決算のたびにEPS、売上高、ガイダンスの三つで投資家の期待を上回る。投資家は、その企業が市場の期待にしっかり応えている限り、割高に取引されていることを恨んではいけない。》

※良い会社の証明としての良い決算

じっちゃま曰く、《いい決算を出し続けているのに少し利が乗ったからと言って売ってしまう個人投資家が多いです。天井がどこかなんてわからないのに、あなたの根拠ない相場観で売らないでください。どうしても売りたい場合は、ポートフォリオで一番パフォーマンスの悪い銘柄から売ってください。》

※決算と利確、ポートフォリオ管理

語録 : 何故決算を見るか

じっちゃま曰く、《僕が決算を重視してストーリーを軽視する理由は技術評価が難しいということを身をもって理解しているから。現実は必ずしもシナリオ通りにはならない。株で勝つためにはテクノロジーの素晴らしさではなくて四半期決算なんだよね。》

語録: 良い決算とは

じっちゃま曰く、《「何が良い決算か?という問題は、投資家を混乱させます。『去年より25%売上UPしているのに…なぜ良い決算じゃないの?』という具合です。問題はそれが「織り込み済み」かどうか?ということ。幾ら売上高が25%UPしたとしても、市場参加者が30%の売上成長を期待していたら、それは悪い決算です。」》

語録: 若い企業の決算ポイント

じっちゃま曰く、《若い企業の決算は、赤字黒字よりも、アナリストのコンセンサス予想を上回っているかどうかだけに注目して。赤字になって当たり前。利益よりも顧客確保を優先することは普通》

◼️コンセンサス予想とは

じっちゃま曰く、《我々がアナリスト・コンセンサスと呼んでいる数字は、実は会社側が用意した容易に達成可能な数字に他ならないのです。だからもし実際の決算がアナリスト予想を下回ったら、何か深刻な経営上の問題をその企業が抱えていると疑ってかかるべき》


最後に

30年様々な相場で戦い抜いてきた《じっちゃま》の発言だけに重みがありますね。

最後まで読んでいただきありがとうございます(≧∀≦)

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