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春の甲子園中止の日に書いたものです。あの時はまだ、今の状況は想像できてなかった。。
2020-03-12に書いたものです。
このブログのテーマとして、僕の人生で一番の夢である
『スポーツの力で日本を変える』という方向性に向かって発信をさせていただきたい
と思っています。なのでなるべくならあまりネガティブなニュースは取り上げたくないし、
発信もポジティブなものにしたいと思っています。
ただ、今日に関してはどうしてもショックだなーって感じてしまったニュースです。
ということで、今日のニュースはこれ!
創成館、泣き崩れる選手も…ベンチに貼り紙「あと8日」 センバツ中止
このニュースについてです。
いやぁー、、ほんとにショックでした。。僕自身高校まで野球をやっていて、
ベンチには入れませんでしたが高校は夏の甲子園に行かせてもらいました。
なので、高校野球っていう世界の独特な空気感や選手の感情もわかっている
つもりです。高校野球に関しては今回も含めて色んな意見があります。
今回も今日までは無観客開催といわれていた中で、なぜ野球だけ?とも
言われていたし、甲子園大会は夏を中心に大会日程や選手の酷使に関する問題、
ビジネス的矛盾への指摘などたくさんキリがないくらいに議論されています。
でも逆に言うと、それだけ議論されるアマチュアスポーツは他にないし、それだけ
影響力を持った大会も他にないんです。だからこそ変えてほしくない人達がたくさんいて、
それは違うだろ!って人たちがいて、どちらも正しいし、どちらも譲れないから
なかなか議論が進まない。そんな状況だと思います。そして、そういう道を通ってきた
甲子園はもはや”文化”であり、”ステータス”です。選手が目指せる最もわかりやすい
ゴールだし、はっきり言って甲子園に出た。は一生使える最強レベルの自己PRです。
だから、もちろん悪い人は誰もいないと思うんです。最善な手段かどうかは議論されるに
しても、いろんな人が色んな事に努力して出さざるを得なかった決定だと思います。
その中で、目の前にあった目標を闘えもせずに突然奪われるんです。選手としては
本当にやり切れないと思います。あの阪神淡路大震災の時も、東日本大震災の時も
甲子園大会は開催され、選手の全力の活躍は何よりも見る人に希望を与えてくれました。
もちろん、他の競技の選手も本当に悔しいというか、感情をどこにぶつけていいか
わからないような状況だと思います。
今回のコロナウイルスで本当に感じたことは、人間なんてまだまだ何物でもないんだよって
ことですね。テクノロジーが進歩し、なんでもわかっていてなんでもできるような気がして
いるけど、新型ウイルスという”わからない敵”に対して世界が混乱してしまう。
実際日本でのイベント自粛はそのほとんどが、”どうなるかわからないから”です。
爆発的に広がった中国のように若年層がバンバン重症化してしまったり死者が
出てしまった例は日本ではありません。でも、もしかしたらなる、かもわからない。
新型だから”ダメ”って言える人も”大丈夫”って言える人もいない。わからないという
恐怖に人類は打ち勝つことができないんだって思いました。
とはいっても、いろんな大人たちが一生懸命に検討、議論して決まってしまったことです。
コロナについてもまだまだわからないことだらけです。もちろん、高野連などが議論して
決定したタイミングだっただけだとは思いますが、この発表が3月11日という日に
なったことには、なにか意味があるのかもしれません。
あの震災で父を亡くした少年は今、競合の末千葉ロッテマリーンズにドラフト1位で入団し、
日本中から注目を集めています。そう、佐々木朗希投手です。何の因果か、大谷翔平
選手、菊池雄星選手、佐々木朗希選手、すでに世界で活躍している選手や世界を期待
される大きな才能が、あの東北の地からたくさん誕生しています。
この時期を乗り越えたから、あれがあったからこんな活躍ができた。そんなアスリートが
一人でも生まれてくれる近い未来を心から期待しています!
12日になってしまいましたが、今日で3.11の震災から9年です。僕らのような直接被害がなかった
地域ではふと、忘れかけてしまいそうになるのが正直なところです。でも、まだまだまだまだ
復興には時間もお金もかかるし、今なお時間の針は止まったままです。せめて今日寝る前の
数分間くらいは、真面目に日本のことを考える時間にしたいと思います。
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