プロ野球開幕決定!めっちゃ楽しみ!


本日、首都圏及び北海道の緊急事態宣言も解除となり、感染の状況を引き続き見守りながらではありますが、少しずつ元の日常へ戻っていけるように各所で動いていくと思います。

そんな中、プロ野球が一番乗りで開幕日を決定しました。

プロ野球、6月19日開幕 当面無観客で、国内プロ初公式戦
出典:共同通信

このニュースを見て、本当にほっとした気持ちになりました。月並みな表現かもしれませんが毎年当たり前にあったものがなくなって、また戻ってくるっていうニュースがこんなに嬉しいのか、こんなに当たり前ってありがたいことだったのかって、そんな気持ちになりました。

当面は無観客など、今までと同じような運営は難しいのでしょうが、やはりやってくれるというだけでものすごい希望をもらった気がします。

僕の信じているスポーツの力はやはり偉大で、さらに日本においては一番の長きに渡って中心であり続けたのはプロ野球です。そのプロ野球が先陣を切って開幕日を決定してくれたのはものすごい影響も大きいと思います。

正直、本来大事なことですができることが嬉しすぎてどこが優勝するとかもうどうでもいい気がしてきますよね笑

といいつつも非常に面白いデータがここにきて出てきました。
なんと、一足先に開幕したサッカーのドイツリーグブンデスリーガでは、ホームチームの勝率がわずかに16%程度にとどまっているというのです。

スポーツにおける応援の力とは偉大なもので、基本的にはホームチームの成績が良くなるもの。
例えば、阪神タイガースなどは顕著にその傾向が出ていて、高校野球の開催期間に甲子園が使えないタイミングでよく負け越してしまうことから、その周辺の日程を”阪神タイガース死のロード”なんて呼んだりします。
確かにヤジもすごいですが、甲子園球場の阪神ファンを見ていると、あのバックアップがあるのとないのでは良くも悪くもだいぶ違うよなぁって感じます。

ブンデスリーガも開幕したばかりなのでそもそもデータが非常に少ないのですが、応援がないのであればサッカーのような競技の場合、ピッチの広さも当然決まっていますし、地の利はほとんど影響しなくなってもおかしくないですね。

野球では、球場の広さや土なのか芝なのかなどの違いがありますから、他の競技よりは影響は大きく出やすい競技な気はしますが、地の利という点においては確かに非常に差が少なくなるのではないでしょうか?

さらに今年は誰も経験したことのない長く制限の多い中での調整。これがどうシーズンに影響するかという所も注目です!

野球というスポーツにおいては、基本どうしても打者の方がシーズンの状態を作るのに時間がかかるんです。
現役当時の落合選手はオープン戦の序盤ではボールを見るだけだ、と公言し実際に見逃し三振するような日を作っていました。
イチロー選手も、開幕後の4月までは準備期間だと捉え、5月までに万全の状態で迎えられるようにする、というスタンスでシーズンに臨んでいました。

それくらい打者の調整というのは難しいし、時間がかかるのです。なぜかというと、全力のピッチャーの球をシーズンが始まるまで打てないから。ピッチャーはブルペンなどで全力で抑えに行くボールの練習もできますが、バッターは基本ピッチャーが投げなければ何もできません。シーズンが始まるまでに対戦するピッチャーというのはシーズンを見越して実験をしたり調整をしたりしている。
エース級ともなればなおさらです。つまりバッターは開幕したその日に初めて心底抑えようと思っている魂の入ったボールに対峙するわけです。そういう意味でどうしてもバッターというのは受け身になってしまうのです。

つまり、これから6月19日までの期間でいえばほとんどオープン戦も出来ないでしょう。さらに試合数も今年は120試合に縮小になりました。それを考えると真夏くらいまで圧倒的投手有利な状況が続くことも考えられます。

もしかしたら防御率や奪三振率などの数字において、これこそ田中将大投手やダルビッシュ投手、斉藤和巳投手などの圧倒的エースたちが残したような成績に迫る投手が今年現れるのかも!?と期待してます!

さらには、豪打のイメージの強い西武ライオンズなどはどんな戦いを見せてくれるのか?シーズンが短いということで、これからレギュラーを目指す若手選手の起用をどのように考えるのか?今シーズンはある種育成に専念し、超積極的な若手起用などの球団が出てくるのか、新庄氏に動きはあるのか?などなど楽しみを上げればキリがありません。

それでも今回の何よりの発見は、開幕って嬉しい!って気づけたことですね。例年、開幕戦って言われてもそりゃ開幕するでしょ?とか、143試合分の1じゃん。って思ってました。
わざわざニュースにすることなのかな?とか思ったこともありました。でも、今回はっきりわかりました!大ニュースですね(笑)

スポーツができる喜びを知った僕らはきっと、もっともっとスポーツを愛し、大切にできると思います。


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