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すべてのスポーツ指導はこれから変わっていく。という2月24日の過去投稿です

2020-02-26に書いたものです。

こんにちはー!

今日はスポーツニュースもコロナの話題ばっかりなのでニュースはやめます(笑)

ということで今日はこれからのスポーツ指導はきっとかわっていくと思うので

そのあたりの話をしていきたいなーって思います。

これから、どの業界でもそうですが、”情報の差別化”は難しくなります。

例えば野球界でいうと、ダルビッシュ投手や前田健太投手がYouTubeを

スタートしました。他にも元プロ野球選手を始め、野球の技術や考え方、

過去の経験などを実技を交えて教えてくれるチャンネルが増え、相当

レベルの高い、しかも日本や世界のトップで戦っていたり戦っている選手たちの

リアルな情報が”タダ”で”いつでも”手に入る時代になってきました。

そうなると、例えばボランティアで指導しているおっちゃんの技術指導と、トッププロ選手の動画指導がなんと同じ

土俵で並べられ、プロ選手と違う=悪い指導者だ!というレッテルを貼られて

しまう可能性があるという非常に指導者泣かせの時代になってきました。。

(でもほとんどの指導者はボランティア。心から尊敬しています。)

これからの指導者はどんなことを求められ、どんなことを教えていくように

なるのかなーっていうことも、ぼんやりと考えてみる必要があるなーと思いました。

いくら情報が取れるようになっても指導者の役割は絶対に必要で、むしろ情報

が取れるようになったことを指導者も利用する必要があると思うんですよねー。

って考えると、これからの指導者が教えておきたいことがいくつかの項目に分かれる

と思っていてその中で特に大切な2つが

・絶対的な正解はないよ

っていうことと

・自分で考えて決めるんだよ

っていう2つだと思うんです。

もちろん、社会的な礼儀だったり、チームメイトとのコミュニケーションや大人数でないと

できない戦術的な指導もありますが、例えば学生時代の指導者は、将来確実に選手から

離れなければならないわけです。

それを考えると、基本的に指導者は、自分以外の指導者の所に行った将来のための財産

をたくさん持たせてあげることが自分の指導者としてのゴールだったりするわけです。

ということは、

”どんな指導者のいうこともまずは聞き入れられる能力”と

”情報を自分で試しながら自分の判断で取捨選択する能力”

という一見相反する能力が選手としてどのカテゴリにおいても必要になるわけです。

そしてその能力はたとえスポーツをやめた後でもその人の一生に深くかかわってくる

能力なんです。

モチベーションを上げ、自主的にやる気を引き出させ、全員に答えを出させる。そんな指導

が、今後どの業界でも必要になってきます。つまり、技術や知識で差をつけることができなくなった

将来、”指導力”というカテゴリのみが独立的な立場になる可能性もあります。

競技の素人でも、プロの情報をとって”指導力”さえ高ければ結果を出すことができる。

そんな時代がもうすでに来ているということも出来ます。

自分の経験や技術を信じることは素晴らしいですが、それだけに頼る指導者は、

今後難しくなってくるのかなーと思います。

逆に、自分の経験や知識がありながら一緒に答えを探してくれたり、違う意見も聞き入れて

くれる指導者の価値はどんどんあがっていくし、時代の価値観にもあってるんだろうと思います。

将来、日本のスポーツを発展させるためには、本当に報酬ももらわずに仕事の合間を縫って

指導をしてくださっている指導者の方々の力があってこそのものだと思います。

最大限の尊敬がこもっていることを前提にして、あえて言わさせていただくならば、選手の変化

が激しいように、指導者も選手と同じように、もしくはそれ以上のスピードで変化をし続けないと

いけないんだろうなーと感じています。

体調崩されている方、コロナ関連で非常に不安な日々を過ごされている方もたくさん

いらっしゃると思いますが、笑顔は元気を呼びますよ!笑顔で今日も終わりにしましょ!

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