WEBとリアルの集客の違い
私は税理士と開業するにあたり前職から引き継ぎ、いわゆるのれん分けがない状態でのスタートを切った。まさにゼロスタート。何をしなければならないか。集客です。
集客方法にはWEBとリアルの二つがある。どちらを行ったほうがよいか?
結論は両方やったほうがいいです。なぜその結論に至った。以下体験談をもとに書きます。
まず私が力をいれたのはWEB集客です。コロナ禍ということもあり交流会も開催されておらず、知り合いに開業したと挨拶がてら飲みに誘うことも出来なかったためという理由が一点。もう一つWEB業務拡大に向いているため。
WEB集客はターゲットを集中的に集客できることが強みです。例えば個人事業主向けにWEB戦略をたてれば相続申告の問い合わせがくることが少ないです。ターゲットを絞ることは他のターゲットを逃すことになるので損をしている気がしますが、同じターゲットを集客出来ると業務の効率化ができ、さらにその業界に詳しくなるというメリットがあります。
法人の申告をしながら相続の申告をするというのは幅広く業務を行い過ぎてどうしても効率が悪くなります。業務拡大には不向きです。
ただWEB集客のデメリットはすぐに効果が出ないです。WEBの世界は大海です。HPを作っただけではイカダで大海原に出ただけなので周りにまったく相手にされません。SNSを使って地道に認知度を上げるしかないです。ちなみに私は有料広告を出したことが未だありません。とりあえずは無料でできるSNS戦略で十分だと思ってます。
次がリアル集客です。私は知り合いも多くないためリアル集客は出来ないかと思いましが、意外に開業したというはなしをすると色々なところからお誘いがあります。
ありがたいことです。知り合いのお店の会計を見てほしいや個人の確定申告をお願いしたいなど。
リアル集客は即効性もありありがたいのですが注意が必要です。
それはターゲットを絞ることが難しいことです。相続の申告から補助金の問い合わせなど広がり過ぎる危険性があります。また対面だと、上手くいっている時は良いですが、ご縁がなかった時は気まずいです。
上記の通りなので長期目線ではWEB集客、即効性はリアル集客の両建てしばらくのぞみたいです。WEB集客は業務拡大に向いております。リアル集客はご縁ですのでこちらも大切にしていきたいです。色々なことを経験できることが独立の面白さですね。