『怒らない』『悩まない』秘訣 Part 2
さてさて、Part2です。Part1を読んでいない方は一度、僕のページでPart1でまとめています。
結構頑張って書いたんですよ?
読んでもらえると嬉しいです☺️
伝えたいこと一生懸命に書いていたら、いつの間にかPart2になってしまいました。すみません(笑)
でもこちらにも足を運んでくれたあなたはきっと、この内容に興味があって読んでいるのではないですか?悩みに対してどうにかしたいという感情があるのではないでしょうか?少しのお力添えを致します。
前回の内容を簡潔におさらいすると
人の悩みは何故悩むのか。それは「心の反応」をしてしまうから。反応をしない事が悩みの秘訣である。まずは心の反応を「自覚」しよう。心の反応は人間誰にでもある「求める心」からくるものであり、特に「承認欲」から生まれることが多い。でもそれは人間誰にでもある欲求で変な事じゃない。
こんなような内容です。では続きです。反応しないために重要なこと。
それは…
「煩悩」から解放されること。「妄想しない」こと。
煩悩(ぼんのう)には三毒というものがあり「貪・瞋・癡(とん・じん・ち)」という三つに分かれるようです。
少し難しいのでこの本で紹介されていた馴染みのある言葉で説明すると「貪欲・怒り・妄想」と書いてありました。
貪欲は「求めすぎ」「期待しすぎ」、この過剰な期待によって高められた基準への満たされなさを感じます。
怒りはそのままの「怒り」です。不満や不快を感じている状態です。「悲しみ」もこの一種です。
妄想は特に重要だったのでこれから深く説明します。妄想から解放されることが僕の中で1番重要な課題でした。
ここでは「貪欲、怒り」の2つは細かくは割愛します。気になる方はぜひ本物の本と出会って下さい!
「妄想しない」
僕自身、この本の中で一番グサッと響いたのがこの部分です。「妄想しない」と言われて、「へぇ〜そうなんだ」くらいに思ったあなた、「俺、私は、別にそんなに妄想してないと思う」と思ったあなたは、きっとこれを読めばハッとすると思います。面白いくらいに妄想まみれの生活をしてると思います。
では掘り下げていきます。
「妄想」と聞いてあなたはきっと変な妄想のことを想像しませんでしたか?『あの〇〇さんとあんなことやこんなこと』的な。
間違いじゃありませんが僕の言いたいニュアンスを一応説明します。
僕の言葉で表現するなら「目(自分)に見えないこと」です。
あなたが今、目の前に見えている情景は妄想ではありません。光の情報として目から網膜に写って神経を通って脳へと伝わっている。この記事のこの文章をスマホやパソコンを通して見ていることは現実です。
つまり妄想とは逆です。「目を閉じた状態」です。
目を閉じれば光は遮断され目の前に何があるかわかりません。さっきまで見た景色を想像できるでしょうが、それがさっきの状態と全く一緒かどうかは目を開けなければわかりません。さっき見た景色が目の前に「あるはず」「あるだろう」と考える。これが僕が言いたい『妄想』です。
これが妄想だと聞かされてからはどれだけの妄想をしていたか驚かされました。僕の悩みはほとんど妄想によって起こっていました。
「普通は〜」「〜なはず」「〜かもしれない」ってよく思いませんか?こんなことを考えているときに同期や後輩から連絡がきて、その方々もまた妄想による悩みをしていました。
「こんなことを言ったら怒られる、嫌われる、嫌な思いにさせる、いじめられるんじゃないか、って思って言うのを我慢しちゃうことがあるんです。でもそれがストレスで…」
「当たり前のことを全然やってくれなくて、あの人見てるとイライラするんです」
結構よくある悩みじゃありませんか?
みなさんこの中の現実と妄想を分けられますか?
【現実】「我慢している」「ストレスを感じている」「イライラしている」
【妄想】「怒られる」「嫌われる」「嫌な思いにさせる」「いじめられる」「当たり前のことを全然やってくれない」
他人の感情や価値観は自分から絶対に見えません。
「怒られる」「嫌われる」というのも自分が勝手に妄想しているだけで現実に起こっていないことです。
「表情や行動見てたらだいたいわかるよ」って感覚で思ってしまうと思いますが、それは自分の妄想であって相手の言葉や身体で表されない限り本当のところわかりません。このような「わかっているつもり」が日常に溢れすぎていて、妄想がいつの間にか現実として誤認識している場合があります。
「嫌われるじゃないか」という妄想から「この人に嫌われたらこの場にいにくいな」、「今後この職場・この集まりにいれなくなる」「一人孤独になってしまう」こんな妄想まで膨らんでしまい「孤独の寂しさ」や「自分への劣等感が強まる」なんて人もいると思います。大袈裟ですが割と僕はここまで考えちゃうタイプでした。
妄想と気づけなければ妄想から妄想を呼び、気づけばなんでかすごく不安な気持ちになっていたり、自分を責めることをしていました。
何度も言って来たようにこれを自覚するんです。
もう妄想ということに気がつけば、「あ、今は妄想をしていた」「妄想からさらに妄想していた」と理解することができます。
そして「妄想してもわからないことだ」とその妄想アクセルから足を離すのです。
そうして「妄想していた自分」を現実として理解することで解放されるのです。
でも、「人の感情や価値観はわからないから考えることをやめよう」ってまとめてしまうとなんだか冷たい人ですよね?「自分が良ければそれでいいや!」みたいな。でもこれも少し違います。自分の行動を納得できるものにするコツがあります。
この考えを整理するために大事な考え方をお伝えします。これが僕が最近一番意識していることです。「怒らない」「悩まない」ための根元になっていることです。
一つ目は、自分の行うことは「人の利益になる」という点で行う。自分が○○することで収入が上がる。業務が楽になる。人を楽しませる。などなど利益にはたくさんの意味があります。自分がその行動を起こす理由を「あなたのために」と言う意識で行う。
二つ目は、その行動で相手がどう反応したかをただ起こった事実として見つめる。喜んでくれた。褒められた。怒られた。ありがた迷惑だと思われた。気づかれることもなく別に何もなかった。
自分の行動がたくさんの結果を生むでしょうが、そこに自分の心の反応をする必要はありません。良かれと思ってやったことが嫌がられたりする。そんな経験もたくさんあるでしょう。「やってあげたのに」「なんで俺が怒られるんだ」そんな感情が起こる事もあるでしょう。そんな時はこのブッダの言葉を参考にして心を落ち着けてみてください。
荒々しい言葉を語る人もいるかもしれないが、私は荒々しい言葉を語らないように努力しよう。
自分の考えに囚われる人もいるかもしれないが、私は自分の考えに囚われないように心がけよう。
間違った理解や思考を手放せない人もいるかもしれないが、私は正しい理解と思考が身に付くように頑張ろう。
見栄やプライドにこだわる人もいるかもしれないが、私は見栄やプライドから自由でいられるように精進しよう。
自分をよく見せたがる人もいるかもしれないが、私はありのままの自分で生きていくように努めよう。
自分と他人との間に線を引いて、相手の感情や価値観を否定するわけでもなく、自分の行動を正当化するわけでもない。ただ自分が考えて行った行動とその後に起こった事実を理解するのです。そして感謝を伝えるべきなら「ありがとう」、謝らなければならない場合は「ごめんなさい」と素直に行動する。起こった事実は変えられないのですから、過去の事実に囚われて後悔するよりも「いま」できることを「いま」やっていけばいいのです。
「反応しない練習」の内容と感想のまとめはこれにて終了です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
Part1とも合わせると気付けば6,500字以上も書いていました。原稿用紙16枚分です。学校の作文でも反省文でも書いたことのない量です(笑)こんなに長い作文ですが皆さんには一部でも届いたでしょうか?少しでも皆さんの考え方の助けになっていたらすごく嬉しいです。
『反応しない練習』にはもっとたくさんの大切な事が書いてあります。「判断しない」「競争しない」など…。ですが今回は序盤の紹介だけで留めておきます。気になった方は書店でもKindleでもスAudibleでも聞いてみて下さいね!
それでは寝る時間が過ぎてしまっていたのでベッドに入ります。おやすみなさい。
じゃあの👋
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