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『怒らない』『悩まない』秘訣

僕は怒りません。そんな人間です。
僕を知っている人は怒っている姿を見た事がないと思います。たぶん。

みなさんイライラすることはありませんか?

自分以外にも周りにちょっとしたことでイライラしている人、自分の意見が通らないと不機嫌そうな人、気にいらない人をいじめたり、悪い噂に花を咲かせて詮索する人。たくさん経験してきました。きっと人生経験がもっと豊富なあなたは僕よりも経験しているのではないでしょうか?

もう一度言いますが僕は怒りません。ただイライラが溜まったり、人には言えずに我慢してストレスをかなり抱えやすいタイプで結構いろんなことに耐えてた自分がいました。

そんな僕が最近読んだ本で「草薙龍瞬」先生の『反応しない練習』という本に出会って、すごく感動しました。心に花が咲くような経験をしました。今まで読んできた本の中で1番読み返して聞いている本です。そして何かあれば戻って来たい本です。
自分が怒らない理由の整理もできましたし、悩まない方法も伝授させてもらったって感じです。本当に。

この本を見た事がない聞いた事がない人はぜひ読んでみて下さい!僕はAudibleというアプリで1ヶ月無料の期間で無料で何回も聴いています。今も4週目を聴いてるところです。

noteの機能に慣れるためにも一応リンクを下に貼ってみます(笑)お手頃でしょ?贅沢なランチを一日しないだけで人生に大事なことがたくさん身に付くんです。こんな美味しい話ないでしょ?

一度この本を聞いてからは「イライラ」や「不安」、「自己嫌悪」といった感情が大きく波打つような事があっても自分である程度すっきり解決できる思考を獲得したのです。

それでは本の内容を説明しようと思います。
少々長いですがきっと素敵な生き方が身に付くと思います。

『反応しない』とは…

全ての悩みはたった一つのことからから始まっています。それは『心の反応』です。「心の反応」って何?って思うと思います。僕もそうでした。

具体的にいうと…
みんなの前で話をする時に「緊張する」、人間関係でうまくいかず「ストレスを感じる」、こんなことを言ったら嫌われるんじゃないかと「不安になる」、なんであんなことをしてしまったんだろうと「後悔する」など
「心の反応」とは、周りの環境や人、言葉、現象に対して感情が動くことを指します。どんな悩みも何気ない日常で感情が動いてしまうことから悩みが生まれてきます。つまり「悩む」という行為の前には必ず「心の反応」があるのです。

だから極論を言うと、悩まないためには「無駄な反応をしない」ということになります。
「緊張しない」「ストレスを感じない」「不安にならない」「後悔しない」。無敵すぎませんか?
ただ、これだけを聞くと「何が起こっても感情が動かないな人」「何に対しても無関心な人」のように冷たい人間のように聞こえるかもしれません。ですがそういうことではありません。悩みの源になる「心の反応」をしたらその反応から悩まずにその反応をリセットするということです。

そんなことを言われましても…リセットするなんで簡単にできてたら今までこんなに悩んでないよ…。それができないから困ってるのよ…。そんな声が聞こえてきます。

ここからは具体的にそのリセットの方法について話していきます。自分の整理のためにも本の内容と自分の経験と言葉でまとめてみます。

『悩みがあるということを理解する』

人それぞれたくさんの悩みがあると思います。家族や友達、彼氏や彼女、仕事やお金、自分の外見や性格など、悩みは数え切れないほどありませんか?悩んだことのない人なんていないと思います。人生必ず悩みます。だから悩むことは普通なこと。悩みがある自分を「受け入れる」のではなく、悩んでいる自分がいると「ある」ものを「ある」とただ自覚する事。そうして悩みの形を捉えてやっと解決できるとスタートラインに立ちます。そして悩みには原因が「ある」、悩みには解決策が「ある」と漠然とした悩みを解決へと導いて行きます。

よく「色眼鏡で人を見る。色眼鏡をかけていることを自覚しないと…」って話ありますよね?それとも少し似てると思います。 

なぜ『反応』をしてしまうのか

悩みがあると自覚できた次のステップには、その反応をしてしまった原因を探します。原因が明らかなものもあれば、なんでか悩んでいることもあると思います。

しかし、その悩みの理由は明らかで『求める心』です。人間には「求める心」が必ずあります。つまりは「欲求」です。少し細かく分けると7つに分けられるそうです。

1.  生存欲 「生きたい」
2.  睡眠欲 「眠りたい」
3.  食欲 「食べたい」
4.  性欲 「交わりたい」
5.  怠惰欲 「ラクをしたい」
6.  感楽欲 「音やビジュアルなどの感覚の快楽を味わいたい」
7.  承認欲 「認められたい」

これらの欲求に突き動かされて反応してしまうわけです。
今までの中で上の全部の項目を経験したことはありませんか?

「もっと有名になりたい」「人気者になりたい」「いい人だと思われたい」と言う願望であったり、「今のままではダメだ」「こんな自分が好きじゃない」「なんでこんなこともできないんだ」と言う嫌悪感も。
全ては自分や相手や環境に対して「求める心」があるからです。

もちろん「求める心」によって自分を磨ける、モチベーションを上げられるといった良い影響も多くあります。
僕もそうやって色々手を伸ばしてきました。ダンスの練習もマジックの練習もリハビリの知識や技術もたくさん。
ただ悩まされてきたことも事実です。

でも今この本を読んで「求める心」が原因と知ってからは悩みを自分なりに何の欲求に対して今求めていたのかを整理できるようになりました。

その中で悩みに直結する原因で圧倒的に多いのが7番目の「承認欲」です。そして意識しないと自覚しにくいです。
他の欲求は捉えやすく、悩みの種にもなりにくそうです。
お腹が空いて悩む…眠たくて悩む…。あまりありませんよね?

承認欲について僕の少し前の悩みの具体例を示してみます。少し恥ずかしいですが…(笑)

「こんなに色々頑張ったのに報われないなあ」
「周りと比べてうまくやれない自分に落ち込む」

こんな調子です(笑)なんとなく悩みが漠然としていて悩んでいるけど何が原因でどう対応すればいいかわからず何度も何度もこんな思いになりました。

少し整理します。

「頑張ったのに報われない」
→自分は頑張っているという自覚
→頑張っているのだから結果が伴って欲しい。文句を言われたくない。頑張っている自分を褒めて欲しい。認めて欲しい。

「うまくやれない自分」
→人が普通にこなしていることが自分にはできてない。ミスが多い。
→できて当たり前のことができないと自分は下に見られてしまう。馬鹿にされてしまう。
→下に見られたくない。周りに認められるために当たり前にこなしたい。

「認められたい」という欲求はすごく無意識に感情を動かしている自分がいました。

だから今は、

自分には承認欲が「ある」。
この想いは承認欲からくる悩みなんだ。
誰にでも食欲や性欲と同じように人には承認欲があるし普通なことだ。
てか、そもそも「仕事ができない」って誰が判断するんだ。自分も合わせてそれぞれみんながそれぞれ考えることじゃないか。そんなことを考えてもわからないことだ。だから今は自分に出来ることをできるだけやろう。
と考えるようにしたらグダグダ悩むことはスッキリ無くなりました。

そしてこれ以外にも悩まない秘訣があります。
それをお伝えします。

それは「煩悩」から解放されることです。

上に書いている「そんなこと考えてもわからないことだ」ってところを少し掘り下げます。

ですが今回はここまで(笑)
ここまでかなり書きすぎた感があるのでPart2に分けます。細かい内容は次回書きますので、次もお楽しみに☺️

ここまで読んでくれたみなさんの人生のちょっとした一部の時間をいただきました。ありがとうございます!

それでは!じゃあの!✋

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