近い将来「預金課税」が始まる理由を説明します。
こんにちは。Masashiです。
今回は預金課税について説明していきます。
預金課税は始まるかも?ではなく近い将来必ず始まります。
なぜそう言えるのか説明していきます。
預金課税とは
預金課税とは文字通り、あなたが銀行に貯めているその預金に対して毎年税金が発生し預金から税金が抜かれて行くことを指します。
もちろん、まだ預金課税制度は始まっていません(2020年6月現在)。
しかし、預金課税制度は遅かれ早かれ、いずれ必ず始まるでしょう。
なぜそう言えるのか根拠を説明していきます。
根拠① 国の財政赤字
まず、現在日本の税収は年々減る傾向にあります。
今後の日本の流れを考えてみると、少子高齢化が進んでいます。少子高齢化によって国の財政にどういった影響が出るのかというと、
国の支出
・高齢者介護のための国の歳出が増える
・給料が減ればそれだけ失業者が増え、生活保護のための歳出が増える
国の収入
・高齢者は車や家など大きい買い物をしないので消費税収入は減る
・消費が少なくなることで経済が回らなくなり、給料も減るため所得税収入が減る
(働き手も相対的に減るので、所得税収入はさらに減る)
・給料が減るのでさらに消費が減り消費税収入が減る
(以下負のスパイラル)
こうなります。
実際に一般会計歳出と一般会計税収を見てみると、税収はかろうじて持ち直しているところはありますが、歳出は増える一方で(歳出 - 税収)は常に赤字、しかも年々徐々に増えています。
要するに、支出が増える一方で収入が増えないので、なんとかして収入を増やさないといけないわけです。
根拠② 高い貯金率
そこで政府はどうするか?
現在、日本人の金融資産に占める現預金の割合は53.5%です。
つまり、余剰資金の半分以上は預金として貯蓄していることになります。
政府としては、そこから税金を徴収するほど良い話はありません。
根拠③ デジタル通貨
さらに、預金課税を始めるための準備が着々と始まっています。
その一つが「デジタル円」です。
聞いたことある方もいるかもしれませんが、最近日本では通貨のデジタル化が進んでいます。(参考:https://www.sbbit.jp/article/fj/38138)
つまり、私たちが使っている現金が全てデジタル化され、今あなたが持っている100円玉や1万円札はただのコインや紙になります。
もし「来月からすべての通貨はデジタル化し、現金はすべて使えなくなります。」と発表されたら、どうなりますか?
みんなタンスにしまっていた現金が使えなくあるのが怖いので、銀行に預金として預けるわけです。
すると国民の貯金額が増えるわけです。
尚且つ、デジタル化することによって国民全員の貯金額がわかるため、税金の管理がしやすくなるわけです。マイナンバー制度もその一環となっていると言えます。
こうして準備が整い次第、預金課税が始まることでしょう。
まとめ
今日は預金課税が始まる理由について説明しました。
預金課税が始まる理由
・国の財政赤字、税収入が足りていない
・日本人は貯金率が高く、貯金から税をとるのが簡単
・実際に通貨のデジタル化によって準備が進んでいる
では今から何を準備したら良いのか?
それは自分のお金に責任を持ち、運用して行くことです。
・ファイナンシャルプランナーに相談する
・株式投資や不動産投資の勉強を始める
・副業を初めて収入源を増やす
...
様々な選択肢があります。大事なことは「明日から」ではなく「今すぐに」でも始めることです。
「明日やるは一生やらない」に尽きると思います。
私自身もファイナンシャルプランナーに相談したり勉強を始めたばかりで、実践はまだまだこれからです。
少しずつで良いので、焦らず一歩一歩地道に行動していきましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました。