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ユーザーのメンタル不調が深刻化した際、専門家にスムーズに連携する仕組みを考えたい

株式会社Peer Lodge代表のまささいとうです。いいね機能がなく、視聴回数が見えない音声コミュニティ「Peer Radio(ピアラジオ)」をつくっています。

ユーザーの方のメンタル不調が深刻化した際、専門家にスムーズに連携する仕組みが必要になりそう、ということについて考えたメモです。

ピアラジオが果たす役割

ピアラジオは、いいね機能がなく、視聴回数が見えない音声コミュニティです。

自分の気持ちを声に出して整理したり、悩みを相談したり、共感した相手にコメントを残したりすることができます。

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ピアラジオが果たす役割は、大きくは以下の2つだと考えています。

①ライフログ的な役割
日々の不安やモヤモヤを声に出すことで気持ちを整理したり、いつでも声で日常を振り返ったりできる

②ピアカウンセリング的な役割
自分はこのままでいいんだろうか、という不安や自己嫌悪に陥りそうな時に、同じような境遇の方や価値観の近しい方が話を聴いてくれて、自分はこのままでいいんだと感じられる

専門領域は専門家へ

自分たちにできるのは、ソーシャルサポートという形で、メンタルヘルスにおける一次予防の領域において、価値を提供することだと考えています。

ソーシャルサポート・・・さまざまな他者から提供される心理的、実体的な援助のこと。ソーシャルサポートは個人の不安やストレスを緩和し、心身の健康や幸福感などにポジティブな影響を与える。

ソーシャルサポートに求められる日常的な機能として、

①情緒的負担の軽減
②問題の共有
③コーピングのための必要な資源の提供

が挙げられるらしく、ピアラジオはこのあたりの機能を担っていきたいと考えています。

ただ、ソーシャルサポートにおいては、ストレスが強すぎるとサポートの効果が期待できなくなる場合もある、という研究結果もありますし、これはサービスを運営しながら実感する部分でもあります。

自分たちは医療やメンタルヘルスの専門家ではなく、あくまでコミュニティサービスという形で価値を届けていこうと考えています。

メンタルヘルスにおける一次予防としての役割は担えるかもしれないですが、二次予防・三次予防における役割を担うことはできません。

そのため、自分たちのサービスにおいてユーザーの方の不調が深刻化した際は、二次予防領域の専門家や企業にスムーズに連携する仕組みが必要だと強く感じます。

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たとえばどんなことが出来るだろうか

ピアラジオでは、声を残す前に日々の感情を選択する機能があるのですが、このあたりのデータの有効活用が今後求められるのではないかと考えています。

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・選択している感情が連日あまり優れない
・タイトルなどのキーワードからメンタル不調がうかがえる
・投稿内容からメンタル不調がうかがえる

などのような場合に、二次予防領域への連携を検討していくことになるのかもしれません。このあたりは今後検討していくべき点。ゆくゆくは声色からの予測などができていくのが理想。

どのような企業や専門家の方と、どのような形で連携を進めていけば良いのだろうかという点についても、これから考えていければと思います。

連携させて頂けそうな企業の方などおられましたら、ぜひ一度ご相談させて頂けましたら嬉しいです。

おわりに

いいねや視聴回数が見えない音声コミュニティ「Peer Radio(ピアラジオ)」をつくっています。

気になられた方おられましたら、よろしければユーザー登録いただけたら嬉しいです^^

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