決める会議
(※ 以前書いた社内報を転記してます)
ドクターズプライムの組織作りで参考にしてる本の数々を執筆してるパトリック・レンシオーニさんの本
決める会議の内容をメモ_φ(・_・
会議が退屈で生産性がないのは
ドラマの欠如
組み立ての欠如
になってしまっているから
ドラマを作るためには、対立を生み出さなければならない
賢い人が集まって議論するからこそ、意見はわれることも多い
その意見をぶつけあうからこそ良い決定ができる
組み立てを作るためには、4つの会議を使いこなさなければならない
日次の確認MTG:実行の確認|5−10分
目的
優先事項を実際にどのように行動へ移すかの認識を揃えること
ポイント
5−10分以内に制限し、立ってやる
こんなの必要ない、と廃止を要望されても我慢する
場所と時間を一貫させ規律を作る。休みの人がいても実施する
進捗悪いけど戦術見直す?的な話は議論しない
週次戦術MTGで議論しよう!
週次の戦術MTG:戦術の確認|45−90分
目的
戦術に関する問題解決・透明性の強化
障害の見極めと対応方針を決め、全員が共通認識を持つ
規律を持った一貫したMTG構成
状況報告:1人60秒以内!
その集の優先事項を2-3共有する連絡会議
進捗状況の見直し:5分以内
目的達成の可否の影響する重要な指標について話す
すべての指標を見る必要はない
4-6つだけ
根本的な問題に関する議論はここではやらない
随時の議題
議題は会議前に決めずに状況共有が終わってから決める!(自制ある自発性が大事)
今現在の会社んお業績目標に対する状況に基づいてIssueを選ぶ
ポイント
事前に議題を準備したい衝動を抑える(準備したものについて話せなくても受け入れる)
細かい状況報告を避けよう
長期的な戦略問題はここでは話さない!大きな議題について話す時間は足りない
毎月 or 臨時の戦略MTG:戦略の確認|2−3時間
目的
1−2つの重要な根本的課題について議論し、決断をくだす
週次の戦術会議によって明らかになる重大な戦略上の問題を話し合うための受け皿として定期開催する
急ぎの場合は臨時開催のパターンもある
ポイント
議論するための十分な時間を確保する。3−4時間あるとgood
多くの議題を盛り込み過ぎない。1−2つに絞る
事前に調査や準備をする。準備によって議論の質と結論に差が出る(その場しのぎの決定を免れられる)
対立を恐れない。建設的な意見を出すことを心がける
四半期ごとの社外MTG:包括的戦略・チーム・競合他社の見直し|1−2日
目的
月単位の課題から一歩引いて、全体的、長期、観点から考える場
取り上げる課題
包括的戦略の見直し
戦略的方向性の再評価
業界の変化、競合の登場により戦略を変える必要が生じ得る
時代の流れについていく必要がある
.チームの見直し
自分たちの行動を定期的に評価
組織の役に立っていないような行動を見極め、改善していく
個人の見直し
部署を超えて、メンバーとmgrが交流する
他部署の誰が優秀で、誰が成績不振かについて知り、協力してサポートしていく
競合他社の見直し
業界、競合のトレンドについて気づく
ポイント
詰め込みすぎず、組み立てが複雑にならないように
大げさな旅行にしない
日々の雑事から離れてもらえれば1時間ほどのところでもOK
部外者を招かない
チームのダイナミズムを変えてしまい、チームが結束を固める機会をなくしてしまう
ファシリとしてならOKな場合もある