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意思決定の3ステップ

(※ 社内向けのものを公開してるので読みにくいところがあるかもしれません🙏)

最近社内メンバーから、「どのように意思決定してるのか」について質問受けたので、自分なりにやってる意思決定の流れについて、まとめてみたいと思います!
(他にもやり方はあると思いますが、参考までに)


簡単3ステップです👌

1.   本当に意思決定が必要なのか?

「意思決定」なのか? それとも「過去の意思決定の適用」なのか?
まずは、その論点が新規のものかどうか判断します。

だいたいのことは過去の意思決定を適用するだけでOKというシーンも多いです。
これは、「意思決定」というよりも「判断する」という感じですね!

トレードオフ構造になってる状態で、決断に勇気を必要とするような難易度の高い意思決定はなかなかない(代表の立場でも少なめな印象です)なので、だいたいのことは意思決定ではなく、判断だと思います。

(なのでこのブログのタイトルも意思決定ステップというより、判断ステップと言った方がいいかもしれません)

ちなみに、みんなから意思決定早いと言われることもありますが、あれは下記のステップで判断してるだけなので、実は意思決定はあまり早くない気がしてます😅


2.   影響範囲はどこまでか?

次に意思決定の影響範囲をチェックします。
影響範囲は次の3つに分けて考えます。

  • 事業のレイヤー

  • 関係者

  • 時間軸

事業のレイヤー

その論点が、ミッションに影響するのか、事業戦略に影響するのか、オペレーションに影響するのか、など、影響するレイヤーを判断します。
ミッションに影響するなら大きい意思決定になります。

関係者

1チーム内だけの話なのか、事業部をまたぐのかなど、どのメンバーまでの業務に影響するかを判断します。
多くのメンバーに影響するとなると、既存の業務が止まってしまうので、大きい意思決定になります。

時間軸

3つ目の時間軸では、どのくらいの期間まで影響するのか?を判断します。
今回だけの影響なのか、次回以降も影響するのか、など。
未来に持続するなら影響範囲大きめの意思決定です。

特に、組織文化に影響するような意思決定は影響範囲を過小評価しないように注意することが大事だと思ってます。一度できた文化を変えるのは大変です。。気をつけましょう。

(影響範囲は、先ほどのレイヤーの話とも近いですが、ここではあえて、レイヤーは縦、影響範囲は横、という整理で分けてます)


3.   1 wayか?  2 wayか?

アマゾンのジェフベゾスが使ってるフレームワークですが、不可逆的な意思決定は一方通行(1 way)、可逆的な意思決定は双方向(2 way)です。

1 wayでなく、2 wayならリスクも低いので、すぐに行動に移そう!という活用の仕方になります。

1 way or 2 wayの判断をするためにも、上のステップであった「どのレイヤーの意思決定か」と「影響範囲はどこまでか」の判断が必要になるので、このタイミングに1 way or 2 wayの判断を持ってきてます。

有名なフレームワークですが、実践するのは結構難易度が高いので、しっかり意識していきましょう!(2 wayのときにすぐやってみる「さぁやってみようマインド」も大事です)

また、1 wayの意思決定を工夫することで2 way構造にする意識も大事です。

ここでポイントかなと思うのは、
本当に1 wayのものってあまりないんですが、2 wayだとしても、戻ってく
るのにどのくらい時間かかるか
の判断が必要だと思います。

組織に関わる意思決定は2 wayではあるけど、組織変革を経て元に戻すのに2年くらいかかってしまったので1 wayとして判断してます。

(どのくらいの期間までなら2 wayと判断するのか?は、組織やフェーズによって許容度も変わるので、1ヶ月以内なら2 wayと判断するのか、1年以内なら2 wayと判断するのか、などは会社ごとに判断だと思います)


以上のステップです。

  • 過去にあった意思決定かを確認し、本当に意思決定する必要あるのか?を判断して

  • 影響範囲をチェックして

  • 2 wayだったらやってみよう!

という感じですね!

ドクターズプライムはコンパウンド戦略でやってるので、事業数が多く、かつ、イノベーションの種になりそうなことは積極的に取り入れてくので各事業の変化も大きいです。

そういった環境だからこそ、意思決定するための情報も把握しづらい部分はあると思います。。(ここは改善していける部分も多いとは思いますが、ある意味では情報整理する間もなく機動力がある判断を現場でしてることは良いことだなとも思ってる部分もあるので、バランスですね)

今回紹介した意思決定の3ステップを意識しつつ、判断のために足りない情報を取りに行くと、その後の判断力もあがって事業推進につながると思うので、やっていきましょう!

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