草刈り第二弾
草刈りの第二弾。それなりに汚れるので、何か切るものを定めた方が良いと思い、形から入るタイプでもあり、妻と揃いのツナギを着ていく。のこぎり鎌も調達。
曇りだとずいぶんに楽である。それでも腐海の胞子のように降り注ぐタネを浴びながらの作業なので、マスクは欠かせない。
4日前に抜いた草はまだ枯れていない。すでに秋分を過ぎてそれほどの日照りはないのだし、雨も降ったからな。
ひとつの畝を覆っていたマルチ(という用語も覚えた)に使われていたネットも回収。仙台市ゴミ袋(大)ひとつ分。こういうプラスチックゴミになるものを、なるべく使わないでやりたいものだ。
一時間ほどで、背の高い支柱で二分された土地の、西半分の草刈りを終える。広角の写真なので実際より広めに見える。
奥に立っているのは支柱のアーチ。一列ある。何を植えていたのかは知らない。次はこれも撤去する。
このアーチの東側にも少し広がりがある。こっちは雑草の種類が違う。エノコログサなんかが支配的なようだ。
二回にわたって格闘したヒメムカシヨモギ。その根は引けばズボッと抜ける。それだけ、前の持ち主によって柔らかい畝がつくられていたということなのだろう。
ある農業系の動画を見ていたら、畝をひとつの生き物だと考える、というような話があり、よい視点だなと思った。畑全体が生態系であるというのは、そりゃそうなのだが、個体の単位を畝におくのである。一度立てられた畝は年を越えて生きるから、これまでそこに何がどんなふうに生えてきたかの履歴も残る。根と根の周りの土と、その中の虫や菌のネットワークが畝である。畝が育ったり、病んだり、死んだりするのだろう。
今はともかく繁茂してしまった雑草なんかを抜き倒して、平らかにすることが目標。倒した雑草が枯れたら、新たに畝を立てて、秋蒔きの野菜を植えようと思う。
水栓の跡を見つけた。動線の途中にあるのでちょっと邪魔だが、ここから立てれば蛇口になるのなら、簡単にいけそうだ。
追伸: 翌日、背中に筋肉痛がきた。
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