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【一次面接との違い】

最終面接と一次面接の大きな違いは面接官です。
最終面接では社長か役員クラス、部門責任者が面接を実施することが一般的です。
一次面接では「スキル」「志望動機」「これまでの転職理由」の確認、最終面接では「入社後のキャリアビジョン」や「考え方」、「どんなことで会社に貢献できるか」が重要になります。

【最終面接で企業がみるポイント】

最終面接では下記の項目が重要になります。
・長期的なキャリアビジョン
・志望動機(業務内容軸ではなく会社軸での理由)
・自分を採用することで企業に与えるメリット

この3項目がポイントになります。

・長期的なキャリアビジョン
経営者や役員クラスは採用において短期的なスパンではなく、長期的なことを求めます。例えば「10年後にどうなっていたいか」「どんなキャリアを作っていきたいか」など、将来のイメージを確認する質問に対して明確に自分の考えを語れる準備をしておきましょう。

・志望動機(業務内容軸ではなく会社軸での理由)
志望動機は大きく分けて2パターンあります。「業務内容軸」と「会社軸」です。「業務内容軸」とは、自分が関わる仕事内容に対する興味や関心、またスキル面でのキャリアアップ・成長ができるかといった内容です。
一方で「会社軸」とは、企業の経営理念や行動指針、また事業内容や社会に対しての役割、社風や風土です。
経営者や役員クラスの人に対しての志望動機は「会社に対する関心度」を示すことが重要になります。

・自分を採用することで企業に与えるメリット
面接とは「自分を採用するメリット」をプレゼンテーションする場です。
「自分が応募企業で実現したいこと」=「相手企業の利益になること」を納得してもらえないと採用には至りません。
応募している求人案件にはどんな課題があるかを把握し、その課題に対して「自分がどう貢献できるか」を伝えることができれば採用に繋がるでしょう。

【想定質問】

・今後どういうキャリアを積んでいきたいですか?10年後にどうなっていたいですか?
・なぜ当社を志望するのですか?
・仕事をする上で大切にしているものは何ですか?
・当社に貢献できることは何ですか?

このような質問が予想されますが、あくまで企業によって様々です。

【逆質問】

最終面接で「何か質問はありますか?」と逆質問の機会をもらったとき、「ありません」と答えるのはNGです。
・企業の事業方針や事情戦略に対する質問
・従業員に対する考え方・求めることなどの質問

がお勧めできます。

【まとめ】

最終面接では、「会社軸の志望動機」、「自身の経験やスキルがどう貢献できるか」が重要になります。また、一次面接で回答した内容との一貫性を考慮しておくことも大切です。
最終面接の独特の雰囲気に飲まれてしまい、自分を上手く出せないこともあるので、事前にしっかり準備しておきましょう。
ただ最後は入社意欲が伝わるかです。入社意欲は後悔がないようにすべて企業へ伝えることを意識しましょう。


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