ECサイト運営職関連:職務経歴書の書き方
ECサイト運営職 関連の職務経歴書の書き方を解説します。
職務経歴書の書き方見本
職 務 経 歴 書(ECサイト運営)
20xx年xx月xx日現在 氏名:◯◯ ◯◯
■職務要約
学校卒業後、どのような会社で具体的な経験業務(取扱商品やジャンルも含む)を記載すると分かりやすくなります。所属事業部や役割を具体的に記載しましょう。3~5行程度でこれまでの経歴をまとめてみてください。
例)大学卒業後、化粧品メーカー○○株式会社に入社。スキンケアコスメ事業部でEコマースの運営責任を担当しました。商品ページ企画・販促イベント企画・在庫管理と製造発注・新商品開発など幅広い業務を担当しました。サイト更新やデザイン、EC予算・売上管理などECサイト運営においての業務全般の経験に加え、イベント実施やSNSなどとの連動企画などにも関わり、販売チャネルの拡大、売上拡大に貢献致しました。
■職務経歴
株式会社○○○○ [在籍期間: 20XX年X月~現在]
事業内容: 化粧品メーカー
従業員数: xxx名 資本金: x,xxx万円 雇用形態: 正社員
※在籍期間のみでなく、「事業内容」「資本金」「売上高」「従業員数」を記載します。
期間
プロジェクト詳細・業務内容
20xx年xx月~20xx年xx月
【業務内容】
・楽天・Amazonでの店舗運営
・モール内の広告責任者
・ブランドチームEC担当
・EC領域の戦略立案
・自社ECサイト運営
・市場動向調査・分析
・販売計画(集客・サイト上の販促イベント企画)
・メルマガ配信、コラム記事のライティング
・イベント企画
・サイトページ企画・制作
【取り扱い商品】
・コスメ化粧品
・メイクアップ化粧品
・美容雑貨
・アパレル
【主な実績】
2019年度年間EC実績 1億4千万円 (昨対比139%)
2018年度年間EC実績 1億1千万円(昨対比118%)
取扱商品やジャンル、また取り扱い商品の単価、月間の売上金額を記載することが重要です。また自社サイトだけの経験かモール経験(楽天、Amazon、Yahoo!、ZOZOなど)かも具体的にすることが大事です。
月間年間売上高やKPI、PDCAをどう回していたか、自分がどう関わっていたかをマーケティングの要素を入れて業務の説明ができればよりわかりやすくなります。出来る限り数字で表せる実績をアピールしましょう。
■得意とする経験・分野・スキル
※経験した職務領域、得意ジャンル、商品アイテムは具体的に記載することが重要です。またECではどのモールを経験しているかも重要です。さらにはデータ分析や使用出来るツールも可能なものはすべて記載しましょう。
・上級ウェブ解析士
・WEBマーケティング
・ECサイト運用
・データ分析
・売上管理、経費管理
■PC使用スキル
※ECサイト運営だけではなく、デザイン関係やデータ分析など業務の幅が求められます。EC運営以外での使用出来るツールがあればアピールポイントとなります。
・Google Analytics
・Adobe Photoshop(ver.6、CS2~CS4)を使用したデザイン経験
・Dreamweaver
・Fireworks
・Word、Excel、PowerPointを使用した企画書、社内資料作成
・HTML5、CSS3の知見
・Javascript
・PHP、MySQL
■自己PR
※これまでの経験でどんな専門性を身につけたのか? 得意分野や、工夫したこと、「今後は」どんなことに取り組みたいか?など、企業に貢献できる強みは何か?という視点で記載します。
例)これまでECサイト運営業務一筋で勤務して幅広い経験を身に着けてまいりました。ECサイトとブランドサイトの運営に従事し、常に売り上げ目標を達成することを意識してきました。EC売上を最大にするためには、最新のEC動向把握やトレンド分析が重要であります。長期的にECサイトをどのように取り組むべきか方向性を考え、それに基づいたコンテンツの提案、企画、実施を繰り返して参りました。特にコンテンツを考えることには自信があります。また、ECサイトの運営だけでなく、SNSや広告プロモーションなどEC業界で活用できる連動チャネルを有効活用することで最大の効果が出るように効率の良い業務を進めてきました。データ分析より課題を明確にし、デジタルプロモーションを提案した結果、売上目標を常に達成しました。
以上
まとめ
ECサイト運営にとって重要なキーワードは「取扱商品やジャンル」「コンテンツ力」「数字で表せる実績」です。ECサイト運営の中でもどのような業務に強みを持っているかが職務経歴書を見ればわかるようにしておくことが重要です。例えばデザイン制作は出来るのか、データ分析は出来るのか、SNS運用、コンテンツ企画など。またECサイト運営においてPhotoshopを使用出来ることは基本になります。Photoshop以外の使用可能ツールがあればアピールになるので、使用出来るツールはすべて記載しましょう。
「担当領域」や「出来ること」については実例を出しながら、具体的に記載することがポイントとなっています。