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自家骨軟骨柱移植術(Day36:退院→2/3荷重開始)
7月31日、荷重1/3にて退院。
先生には膝に体重をかけなければいつ退院しても良いということで少し前からいつにしようかと考えていた退院日。
術後4~6週の間での選択肢があり、
・完全歩行(松葉杖が外れるまで)まで院内なので安全度が高い
・松葉杖生活の不便さ
・毎日リハビリへ通える
・医療保険の保険金
等々メリット(?)はあったが、
・高度医療が月ごとの適用
・リハビリの先生に病院より家で生活したほうが運動量が増えるはずなので足のリハビリとしては良いと言われた
・子供たちが夏休みに入りより一層妻の家事育児の負担が増えてきている
・病院食に飽きた
・シンプルに家に帰りたい
等々の理由により7月31日での退院を決断した。
久しぶりの外の世界はすっかり真夏で非常に暑かったが、その暑さや太陽さえも心地よかった。退院後早速のランチは実家の近くのよく行くステーキハウスに行った。最高にうまかった!
外の世界は整備された病院内とは違い凸凹や段差など多く、家の中では松葉杖を着くスペースがなかったり(家の中では松葉杖を着くと汚れるのもあるが)で片足ケンケン生活で過ごすなどやはりなかなか大変で、いかに病院内での車いす生活が楽だったかを思い知らされた。
家での生活は自由があったり子供たちとゲームをしたりで楽しい反面、ケンケン移動の為逆足と腰に負担があり、「体はしんどくて心は楽。」そんな感じだった。
家での数日も数日経つと色々慣れてくるところがあったり、2階にあった自分の部屋用のPCチェア(キャスター付き)を1階に下ろしてきてもらってからはそれに乗って部屋を移動できるので、かなり自由度が増した。
退院3日後に再度リハビリの為通院。1/3荷重から2/3荷重へとステップアップした。この違いがめちゃめちゃ大きかった。1/3荷重での歩行は松葉杖に頼っているところが大きくほとんど歩いている感覚ではなかったが、2/3ではしっかり地面に足を着けている感覚があった。また「両足で真っすぐ立つことができる」というのが一番大きなところで、今後ほかの人にお勧めするなら少なくとも1/2以上の荷重をかけた状態で退院することをお勧めする。
退院後、子供とゲームをしたり蝉取りに行ったり、家族でBBQしたり美味しいものを食べたり、久しぶりの家族との時間をゆっくり過ごさせてもらっている。休暇をいただけている会社には本当に感謝です。
来週にはいよいよ全荷重歩行ができる予定で、それを楽しみに、もう少し家族とゆっくり過ごさせてもらおうと思います。