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[レビュー]Mini-Mu. AutoWah


■サンプル音源


■Feature

•Handmade in USA
•そろそろ自作キットがメーカーから販売されるかもしれない。
•Mu-Tron IIIの改良クローンモデル
•Gain 感度と入力ゲインの調整
•Peak フィルタースイープのフィードバックの量と共振具合の調整
•Level. 出力音量の調整
•Drive フィルタースイープの上下方向の変更
•Mode LPF, BPF, HPFの選択
•Range フィルタースイープが走る位置を調整(上から順に、低域、中域、高域)
•Tune調整内部トリムポット
フィルターの周波数レンジと感度の調整
•LED調光用内部トリム
•トゥルーバイパスとバッファードを選択可能
•バッテリーまたは9V center-DC電源
•内部チャージポンプにより+-9V動作
   内部トリムにより調整可能
•フットスイッチを3秒間長押しするとモーメンタリースイッチに変更可能
•寸法(W x D x H): 120 x 52 x 97 mm
•重量 400g


■使用感

まさにMuTronIIIのあのジューシーでファンキーな音がする。感度や周波数の調整のツマミが外部内部に複数あり設定がややこしいが、初めに美味しいポイントを見つけてしまえば特に問題なし。
あの大ブームを起こしたMXRのEnvelope Filterもしっかりとした音でいいが、レジェンドたちが残したあのサウンドを楽しむにはやはりこの音。
スラップにも通常の指弾きにもマッチする。
フィルタースイープの上下のスイッチも大変面白くこのスイッチを切り替えると、演奏している自分の体のリズムも切り替わり、新しいメロディやリズムが湧く。
Modeに関しては、ベースでの演奏にこのペダルを使うのであればLPF以外使用することはまずない。Rangeについては他のツマミでの設定に合わせて切り替えて好きな音色を探すことができ、このmutron系ペダルの面白さの一つである。


■後書き

このペダルを知るきっかけになったのは、面白いエンベロープフィルターを探してネットサーフィンをしていた時に見つけた短いデモ動画でした。その動画でこのペダルのサイズ感や音を知り衝撃を受けました。そのあと調べに調べてメーカーをマークして数年後にやっと限定再生産、しかもカスタム発注ができるチャンスを掴みました。このペダルの評価はかなり高く中古でも即売れで中々見つからない状態だったんですが、ようやくオーダーすることができました。そのタイミングで私は猫を飼い始めたんですが、このペダルのミャウミャウした音のイメージから、せっかくカスタムオーダーの機会なので、愛ネコのTom君のイラストをプリントで入れてもらうことにしました。
ちゃんとプリントできるようにイラストを添付して発注をかけたんですが。。。あのイラストですよ!!!!!!中々のユルさで逆にハンドメイドとしての完成度が高まったんじゃないかとポジティブに考えておくことにしてます。
私としては、全然アレで良いんです。好きなペダルに好きなイラストが入った世界に一つだけのペダルなんで。笑
でも、この手描きのイラストになったのには理由があって、VFEが使っていたUVプリンターが中国製で謎のエラーが発生し中国語が羅列され彼らもパニックになっていたんです。サポートに連絡してもエラーは一向に直らないため、ビルダーさんも物理教師をしていて忙しいだろうと想い、ハンドペイントでいきましょうとこちらからも連絡をしました。で、届いた箱を開けて爆笑でした。
この海外のゆるさが好きなんです。だから私海外に住んでいるんです。笑

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