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とある駅の駅員さんの対応
先日、駅員さんに、『早くお金を入れてください!』と言われました。
駅員さんて、いつも対応の良い人にあたっている為なのか、
『早くお金を入れてください!』
と言われて、少しびっくりしました。
いきなり説明がないまま書き始めてしまいました。これでは、何が言いたいのか分かりませんよね。
上の言葉は、私が知的障害のある方を連れて電車の切符を買う際に、掛けられた言葉です。今回利用した路線の自動券売機では障害者ボタンを押すと、券売機横の小窓から駅員さんが顔を出し、手帳の確認と何枚切符が必要なのか等を聞かれました。
ご存知の方は多いと思いますが、障害がある方には、障害者手帳や療育手帳を持っていると割引になるサービスがあります。
また、知的障害がある方に対して、支援の仕方として、切符の買い方を覚えてもらうための訓練があります。
知的障害がある方は、人にもよりますが、お金の認識が出来ない、また普段一人で切符を買う機会も少ない人も多いので、
行先までの運賃の見方、自動券売機の使い方、お財布がどこにしまってあるか、お金をどこに入れるか、障害者ボタンの場所、認識、療育手帳の提示など、健常者では簡単にできること? いや、路線によって? いや、同じ路線でも駅によって買い方が違うので、健常者でも戸惑うところです。
そのような状況で、上の言葉には少し引っ掛かりあるのです。
慣れた人からすれば、簡単なことも、慣れない人にとっては、難しいのです。それに加えて、知的障害があり、切符を買うことに慣れる訓練をしているので、もう少し配慮して頂ければなあと思います。
でも、その路線・駅のどんな人がと、連絡を入れると、会社側は対応をしてくれると思うんです。でも、マニュアルで『そうあるべき』というのだと、理解を得られないと思うので、
このように発信していって、草の根運動のようにやっていければ、と思っています。
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