お客様と行員さんと私の三角関係
朝、開店前に金融機関へ。そこで、まさかの三角関係が、、、、
手続き(入金処理)のために、用紙に記入を良くある台の上で行っていた。
少しすると、年配の方が後から入店してきて良くある受付順番待ちの機械から入店から直で用紙を1枚出して受けとる。
そして、その年配の方は私の隣で用紙を取って書き始めた。
同時に私は、順番待ち機械から順番待ち用紙を受け取って座って呼ばれるのを待っていた。
窓口カウンターは、合計3つ。2つはすでにお客様がいたので、他の行員さんが気を利かせて◯番という番号の呼び出しを行った。
私の、手持ちの番号は【9番】
呼ばれたのは【8番】
ずっと呼ばれている。行員さんの目線と空気が、『私を不思議そうにみている。』
そして、もう一度呼び出し番号を鳴らした。確実に私を【8番】だと思っている。
アンコールで、【8番のお客様】
それでも私は動かない。行員さんは私をみる。
『だって私の番号は9番なんだ、、、』
しばらくして、(本当は1分とかだと思うけど)長く感じた。
だって行員さんが、先にカウンター前に座った私をみているから。
なぜ番号呼んでるのにこないのだろう?っていう空気がものすごい。
そして、後ろから何食わぬ顔で現れた年配の方が何も言わずにそのままカウンターへ。
えっ?そっちかい!
手続き用紙に記入する前に、先に入店直後に用紙を取った年配の方が【8番。】
悪びれる事もなく、まるで私がいないかのように。
私に気がついて、呼び出し番号を鳴らした行員さんが気まずそうな空気をだしていた。
2度3度鳴らした呼び出し番号。
行員さんは、『なぜあの人は呼んでるのにこないのか?』と思っていただろう。
めちゃくちゃ空気が伝わったし、私めがけてたし。
そしたら、私より後から入店した年配の方が用紙記入前に番号札をとり、その後に用紙に記入して私と行員さんは記入が終わるまで結果的に待たなければ行けなかった。
行員さんの気の利いた早急な対応。それを私に向けて呼び出しを何度もならす。
わかっているけど、心の中で【私は9番で、あのまだ記入終わってない年配の方が8番なんです。】と。
私は、待ちましたよ。
『悪いね。』の一言か『悪いね。まだ書いている途中だから次に順番ゆずって。』という言葉。
年配の方が、何事もなくカウンターにいきそして、私の前の椅子に腰掛けた瞬間!
『一言ねーのか!こんなやり方ルールじゃないけど考えられないのか!何年生きてんだ!』って椅子を後ろから思いっきり蹴りあげて、、、、
と想像してね。そうなったらやばいよね。って。
けど、この順番待ちの成立関係と気を利かせた行員さんと、呼んでるのに動かない私。それを見る行員さん。何も思わない、考えていない年配の方の行動思考と全く違う三角関係の空気がたまらなく面白かった。
年配の方の対応後、普通に何事もなく【9番のお客様】と呼ばれてお互い、何事もなくいつも通り手続きしてもらいました。
ただ、いつもと違うのは“最後の通帳と引き換えに行員さんに渡す番号を、呼ばれた最初に渡して受け取ってもらえた事。”
ちょっと不思議で面白い三角関係でした。
次からは、私は入店直後に番号札3枚出して持っておこうと思う。