僕のバレンタイン
皆さん、Guten Abend！
気付いたら、2月に突入しましたね。あっという間でした…
そんな中、僕は…
COVID-19の抗原検査で陽性反応があり、自宅隔離することに…
喉が少し乾き、タンが絡むような咳が時々あるぐらいで、その他の体調は至って普通なので、身体を動かしたくてウズウズしています。
元気になるまでは安静にしててくださいね😔
— 喜元 はずき / Hazuki Kimoto (@haz1822) January 30, 2022
動きたい気持ちも分かりますけど、今は安静に！ですよ！笑
まぁ、Twitterでは後輩アスリートに安静にすることを諭されました(笑)
そんなマグロ人間の僕ですが、たまには前職の話でもしようかと思います。
機械系専門商社の元営業マン
前職は、食品加工をする機械をドイツから輸入し、日本国内の食品メーカーさんに卸売りする専門商社で、営業部に所属していた。
前職のメイン商材は、深絞り真空包装機という機械であり、スーパーなどで見かけるハムやベーコンの真空パックをする機械を輸入していた。その中で、僕の担当した部署は『加工機械部』だった。
主な商材は、ソーセージやハムを作る機械
加工機械部は、その名の通り、食品を加工する機械を販売する部門であり、ソーセージやハム、チーズなどを加工する機械をメインに食品メーカーさんに販売していた。
もちろん、その中でスイーツ業界でも使える機械もあった。だが、元々食肉業界に強い会社だったこともあり、こっちの業界にはなかなか足を踏み入れることが出来なかった。
開拓するために飛び込んだ社会人2年目
1年上の先輩と2人で、スイーツ業界の展示会に小規模ブースを出展した。だが初めての出展だったこともあり、展示の仕方も殺風景で、周りと差が出てしまった。
翌年は展示ブースの設営会社との契約も任せてもらい、ほぼ一人でレイアウトから展示デザインなどを仕切った。
当時、会社が出店するブース（写真1枚目）の雰囲気とは全く違ったレイアウトだったため、社内でも様々な意見を頂いた。
この頃も何かと型にハマることはなく、様々な動き方をしてきた。特に展示会でお話しした後の営業は、フットワークがものすごい軽い状態で動いたものだ。
展示会で掴んだスイーツ業界への切符
こうして、スイーツ業界への展示会出展の多くは任されるようになり、営業でありながら、設営会社との打ち合わせもよく行うようになった。
そして、それらが徐々に実を結び、製菓工場や街の洋菓子店などにも機械を置いてもらえるようになった。
福井県の洋菓子工場、滋賀県のスイーツメーカー…なかでも、忘れられないお店がある。それは横浜・緑園都市にある小さな洋菓子店だ。
その名は、“La Verdure”
横浜から相鉄線に乗ること約25分。緑園都市駅から降りて、坂を上ること約7分。そのお店は、住宅街の中に輝くように現れるのだ。
ここの製造スタッフが展示会で機械を見て、その機械をオーナーシェフが昔使っており、そこからの縁で機械を置いて頂けることとなったのだ。
だが、改造におけるトラブルもあり、一筋縄ではいかなかった…
当時の部長と一緒に、オーナーシェフに謝りにも行き、その場で修理をしたこともあった。その時のオーナーシェフの言葉が忘れられない。
「僕はこの機械が良いのは知っている。彼が真面目に対応してくれたから買ったんだ。」
3年目が終わる僕にとって、何よりも嬉しい言葉だった。
営業周りで近くを通る時、お店に顔を出しに行くと、オーナーシェフから、
「込山さん、せっかく来たのだから、これを持って行ってください。」
と、ロールケーキ1本丸ごと貰うこともしばしばあった。
ドイツに飛び出す前に、後任の後輩を連れてご挨拶しに行った時も、
「込山さんのような真面目な人で良かった。後輩さんも真面目で良い人なんでしょう。」
と、声を掛けて下さった。優しくも厳しいオーナーシェフの心意気は、僕の心にも響いた。
あれから、6年…
ドイツに夢を叶えるために飛び出して、もう6年以上になった。
日本への一時帰国も昨今の状況では出来ず、さらに日本の飲食業界は大きな打撃を受けている。洋菓子店もその打撃を受けていることだろう。
そんな僕には、少しでもオンラインショップで購入して、売り上げに少し貢献することぐらいしか出来ない。
ただ、一つ言えることがある。
ここのケーキ、そして、チョコレートは絶品なのだ！
今年のバレンタインもパートナーと過ごすことが出来ない…
だから、せめて僕の大好きなお店の味だけでも味わって貰いたい。そう思って、ちょっと早めだが、バレンタインのチョコを予約した。届くのは、バレンタイン前日の予定。
日本でのバレンタインは、女性が男性にチョコを渡しますが、ヨーロッパではそういう感じはなく、恋人や親しい人が花やケーキ、カードなどを贈り合うような感じです。なので、僕がパートナーに送っても良いわけです。
パートナーがウキウキした笑顔でチョコレートを頬張ってくれるのが楽しみだ。
Stuttgartより愛を込めて
込山優
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皆さんにお薦めしたいお店の情報
店名：パティスリー・ラ・ベルデュール
住所：〒245-0002 神奈川県横浜市泉区緑園5-29-20
営業時間：10:00～19:30
定休日：毎週月曜日（定休日が祝日の場合、翌日がお休み）
電話番号：045-811-5123
Google map：こちら
お店のHPは、以下のバナーから。
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