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高機能素材Week サステナブルマテリアル展


いつもありがとうございます。

先日、幕張メッセで開催された「第15回高機能素材Week、サステナブルマテリアル展」を見学してきました。自宅からは少し遠いなと思いながら思いのほか楽しくワクワクする展示会でしたので、とても良かったと思います。

国内外の化学系の大手企業から中堅の化学系の企業の新たな素材やリサイクルやバイオ素材など最新の情報を入手できたのと、知り合いのいる化学系の会社も多い事からついつい話込んでしまった会社も何社かありました。


今回の私の展示会見学のテーマ
【 バイオ VS ケミカルリサイクル】 です。

バイオ素材は色々な方面から出てきていますね。今まではヒマという植物から採取される油をもとに様々な材料に利用され始めて注目を浴びていますひまし油でしたが、今回はトウモロコシから抽出される油も最近は注目を浴びているようです。

以前は可食性の材料からバイオ原料を作る事はあまり好ましくないと化学業界では考えていました。何故なら世界では食べ物が食べれない人も多く、先進国では可食できないものからバイオの材料を開発するようになったのですが最近では色々と変わってきているようです。

マテリアルリサイクル・ケミカルリサイクル・サーマルリサイクル

・マテリアルリサイクル
PETボトルなどの廃プラスチックを溶解してペレットやフレーク状にして再度PETボトルなどにする。
・ケミカルリサイクル
廃プラスチック類を高温で熱分化して合成ガス、分解油などの化学原料に戻したり、化学的に分解してモノマー(単分子)にして他の化学物質の材料に転用したりする。
・サーマルリサイクル
廃プラスチックを焼却して熱エネルギーを回収したり固形燃料等にする事。

【参考:テムズ中日株式会社】


私の個人的な見解ではありますが、これからは「ケミカルリサイクル」に注目したいと考えています。マテリアルリサイクルはPETボトルのように大量生産・大量回収が可能な材料であればまだまだ伸びると考えていますが、それ以外の材料は限度があると考えています。

天然素材であるがゆえに先に書きましたバイオ材料はケミカルリサイクルが難しいと思いますので、ケミカルリサイクルが5年後~10年後には大きな市場になるのではと思っています。バイオ素材でも廃棄して終わりでは無くサーマルリサイクルは可能かと思いますので、材料・用途・使用量を見込んでどんな材料を使うのか?という事と最終どのリサイクルになるのか?まで考える必要があります・・よね!!



そんな、化学系展示会大変ワクワクして面白く楽しい一日を過ごしました。

私は、二日酔いしない(CH3CH2OH)を開発できないかと考えています。
最近とても美味しくなったノンアルコール飲めばいいのですかね・・・



おつかれ生です🍺🍺



いつも最後までありがとうございます。




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