戦場カメラマンに学ぶ三直三現主義
いつもありがとうございます。
世界ではいつでもどこかで悲しい事に紛争が起きています。なぜ無くならないのだろうといつも考えてしまいます。日本に住んでいると正直平和ボケと言ってもいいような感覚にとらわれてしまいます。
最前線で取材を続ける戦場カメラマンや特派員の方々、命を危険にさらしても最前線の現場で取材を続けています。日本ではそのようなニュースで見たり新聞で読んだりしています。ニュースでも30秒や1分程度のニュースだったり、時々特集などもありますが、実際我々が目にするのは最前線で取材をしたカメラマンなどのごくごく一部だと思います。
紛争の起きている国への入国はどうしているんだろう?最前線に出るまでに誰に案内を頼んでいるのだろう?流れ弾が当たらないのか?睡眠は?食事は?トイレは?誰が守っているのか?敵と遭遇したらどうするんだろう?帰ることが出来るのか?ニュースでは見ることが出来ない沢山の事が最前線の現場では色々とあることは間違えありませんよね!
現場で見る大切さ
現場とのウェブ会議では、ある程度何が起きているのか理解はできるでしょうが、その人の報告の仕方では随分と変わるような気がします。そこにデータなどが加われば信頼性は増すと思いますので、何が起きているかの具体的なデータは必要かと思います。そのデータから何が読み解けるのか?
現物を見る大切さ
データが完璧なら何が起きているかある程度見抜くことができますが、なぜそうなったのか?以前はどうだったのか?これからどうなるのか?周辺になにか原因はあるのか?見抜く事は難しいと思います。何が起きたか現物を見ることでデータには無い様々な背景が見えてくると思っています。
現実を理解する大切さ
現場で何が起きたのか?なぜ発生したのか?原因は分かっているのか?対策や解消する手段はないのか?現実をしっかりと見抜いて何を対策をすれば良いのか?何に着目して行けばよいのか?現実を現場で見ることはその出来事を理解するうえで欠かせないと思っています。
三直三現主義
以前は三現主義と言っていましたが最近では三直三現主義と言っている企業も沢山あります。『直ぐに・現場で・現実を・現実的に見る』工場でのテレワークはまだ難しいです。現場で毎日物作りを行い、現実的に確認を行わないと、不良の発生源を抑えることは出来ないと思います。たまにはウェブ会議も良いですが、現場で現物を現実的に見ることで根本的な対策が見えてくるのではないかと思います。
戦場の現場、工場の現場は全く違いますが『現場』としての共通点があるのではと感じました。