大きい数字の見方、書き方、覚え方
125103000
ぱっと見ていくつかわかりますか?
125,103,000 とするとわかりやすいかもしれません。
1.25億と書いたら、瞬間的にわかりますね。やっぱり我々は千、万、億とかの単位がわかる方が理解が早いですよね。
ちなみにこの数字何かわかるでしょうか。
日本の2022年3月の人口(確定値)です。他のところも結構興味深い数字ではありますが、今回はこの数字をベースに大きい数字をどう見て把握したり書いたり頭に入れているかをまとめます。
大きい数字の見方
最初に書いた通り、125103000。 これはわかりにくいですよね。
パッと見て何桁なのか分かりません。
125,103,000 となると9桁なのはすぐわかるかも。9桁は、億かぁと直感的にわかる人は多いかもしれません。
自分の場合は、カンマの場所で覚えているので
0,125,103,000 と考えて10億より一桁小さい1億みたいな変換をしています。(125なので一つ先のカンマの位から1桁減らすイメージ。)
小学校のころ、先生がわかりやすいように4桁目にカンマを打っていたこともありました。親が気にして先生に電話していた記憶も。(かなり遠い目)グローバルなルールでカンマは3桁ごとです。もともと英語的(そうなのかな。日本式ではない)発想なので、右の方から K=千, M=100万, B=10億として慣れている感じ。ちなみこの上のT=1兆はあまり使うことないので意識は少ないかも。
25,103,000は百万より一桁多いから2千5百・・・みたいな感じで最後のカンマから2桁、1桁の時は最後のカンマからカウントしています
大きい数字のかき方
さて仕事柄、数字の集計をしたりレポートのコメントを書いたりしているわけですが、なんとなくのMy Ruleとしては
集計した表は実数 125,103,000 というような形で書きます。書けるときは1の位までしっかり書きます。
単位1,000人みたいな書き方をして、125,103と書くケースもありますが、自分で票のルールを決めていい時はしません。自分が見るときぱっと見、1.2億に見えないからです。もう1カンマ分足して考えることが頭のリソースを使いそうで、数字に集中できない感覚があるからです。
あと、5桁以上になったら絶対カンマを着けるようにもしています。
次にコメントの場合は、1.2億人 or 1.25億人とかきます。1億2500万人みたいな書き方もあまりしないです。理由は長くなるからです。これも、若干無意識にやっていることなのですが、頭に入りにくいからかなと書きながら思っています。
大きい数字の頭の入れ方
書き方にも書いたように自分の場合は1.2億人 or 1.3億人(上三桁目を四捨五入)と上2桁くらいしか覚えていません。このあたりは仕事柄の影響が大きく左右するかもしれません。
個人の感想としては上2桁押さえておけば、Max5%くらいしかずれない。105を10と覚えたとき、5/105(4.8%)のずれなんですよね。
統計やっているせいか5%くらいはまぁずれるよねぇという感覚があるのかな。そのくらいの誤差ならまぁよいかと。覚える量減らして他の数字も頭に入れておいた方がいいかなという考え方です。
とはいえ、このあたりも基本的な感覚で、人口のように長く1.2置くくらいで少しずつ減少していることを考えると1.25億くらいまで覚えておいた方がいいケースもあるので、その時は3桁まで頑張ることもあります。
おまけ ベンフォードの法則
ここまでは個人の感想部分が多かったので、数字の話でベンフォードの法則というものがあることをご存じでしょうか?
Wikipedia先生によると
最初の上1桁は、1が一番多くて、9が少ないという話です。
数学的な詳しい説明では
logを取って計算をごにょごにょすると証明できるらしいです。対数的に分布というのは、指数的に増加する数字と考えてもいいみたいです。
ベンフォードさんは1938年に発表したらしいです。
この法則を使って不正検出などにも使われるほどの法則らしいです。
ちなみにこの法則乗っ取らない数字を最後に確認しましょう
①電話番号のような決まった桁数に対して、ランダムに数字を当てはめていく場合
②テストの点数とかクラスの身長のような正規分布に従うような場合
などはこの法則は当てはまらないようです。テストの点数とかは平均点近くの数字が多くなりますよね。そんなところです。