100年の積み重ね プラチナ万年筆 設立100周年
先週の日曜日、銀座の伊藤屋に行ってきました。
目的は、プラチナ万年筆の100周年のイベントを見に行くためでした。
ご存知の方も多いと思いますが、日本の万年筆メーカとしては、プラチナ、パイロット、セイラーといったところが大手メーカーになります。
そのうちの一つ、プラチナが2019年2月1日に会社設立100年を迎えます。(もう一つのパイロットは2018年に100周年を迎えました。)
プラチナ万年筆の歩み http://www.platinum-pen.co.jp/platinum_history_top.html
日本のメーカーの万年筆の魅力としては、一般的に海外の万年筆よりもペン先が細く日本語が書きやすいことです。日本人の器用で優れた技術力でペン先を細く、精緻に作ることができるとのことです。
海外で発明された製品を日本人向けにカスタマイズさせ、そこから独自の進化を遂げて、海外の本家にまで影響を与える技術力が魅力です。
プラチナでは、カートリッジ式インク、インクが乾きにくいスリップシール機構などが有名です
また、富士山のように日本で一番をイメージした「#3776 CENTURY」という金をペン先に使用したより書きやすい万年筆を1万からのお手頃なお値段で提供してくれています。
今回も、「#3776 CENTURY」シリーズで富士山がインクを入れることで浮き上がってくるような素敵な万年筆も発売されました。(自分は我慢しましたが・・・)
また、すべてをプラチナで作った万年筆も限定100本で作成されています。http://www.platinum-pen.co.jp/fountainpen_century_the_prime.html
私は、昨年、3776のその年の限定モデルを購入したので、それを愛用しています。このページ、最初の写真がそれです。
とはいっても、この祝いのタイミングですので、限定の富士というインクを購入はしてきました。(富士山の湧水が5%はいっているらしい)
会場で100年のあゆみの映像が流れていましたが、今までにないものとしていくつもの発明が紹介されていました。
とはいえ、100年ってすごいですよね。
3代にわたって挑戦と継続をしている日本企業として尊敬です。
「#3776 CENTURY」という100年を見越した努力。
やはり継続と挑戦の精神を見習おうと思いました。