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診断後の記録残しを開始


2024年12月に確定診断が下される

きっかけは12月頭の人間ドッグである。毎年にコレステロールと尿酸値が高い程度で特に毎年問題なく、内視鏡検査も大腸検査でポリープがあったりする程度で何も気にしていなかった。食生活も暴飲暴食は控え、マラソンも定期的に行っているので運動も何もしてないわけではなかった。今回の検査中に腹部の超音波検査(いわゆるエコー)を何度もグリグリされて何事かと思った程度。

結果の封筒にはCD-ROMが封入されており、嫌な予感が過った。

急いで近隣の泌尿器科にかかり、再度画像を見てもらう。聞いたら若い人の腎臓の嚢胞化は良くあることらしいので、一度CTを取ったら良いと総合病院を紹介された。

そこで初めての造影剤CTを実施。ヨード剤を入れるとの事で体が熱くなりますよーなんて言われる。実際に顔が熱くなりヤバいと思ったが、そのあとはなんて事なく。腕に太い注射が刺さったままなのが嫌である以外は普通の検査だった様に思う。

精査後の予約外来で

早く結果が知りたいので1週間後の予約は一番早い時間にした。なんにしても早く知りたがった理由は年末に差し掛かっており、来年の予定が立たなくなる可能性を感じたから。

実際に外来に呼ばれ、診察室入って早々、『あー、これは癌だね』と言われる。ショックを受ける暇もない。最初に浮かんだのは、もう死ぬんだな、の一言。FF的にいうと真の宣告を受けて頭にあとどれだけ生きられるかの数字が見えるというか。
腎細胞がんとはどういうものなのかを話を受けていて分かったのは、息の長い癌であるという事、肺に転移しやすい癌であり、実際に結節がCTでも見えており可能性が否定できない事など挙げられた。幸い腫瘍のサイズはステージ1であり、4cmに満たないサイズ(2mm)程で、腎部分切除で様子見する事などつらづらと説明を受ける。ただ、ステージ1でも上皮癌と違い、転移を否定するものでないという事で、10年後に再発するなどもあり得るらしい。

外来後にお支払いを済ませて、帰路は殆ど覚えていないが、家族や職場になんで説明しようかとか、何を楽しみに生きていこうとか、子供の成人には立ち会えないかなとか泣きそうになった。
(地味にCTが結構高くて中々…)

帰ってから家族に説明

これに関して妻が医療関係者だから救われた部分が大きい。大した反応も無かったのでふーん程度。両親の方がよっぽど過剰反応だったと思う。
確かに自分の子供が癌だって診断されたら親の身としては代わってあげたいと思うのが普通なんだろう。
兎にも角にも、診断がついて多方面に連絡を入れる。会社はとにかく休んで治療最優先でって言われてほっとした。それでも働いてくれって言われたらどう反応すべきなんだろうか。

身体は至って何とも感じていない。たまに出る倦怠感と、熱発、背部痛くらい。
腎細胞がんは症状が出たら手遅れの癌の様でだいぶ進んでいる模様。検診で見つかって本当に良かった。(とはまだ思えていない)まずは手術して本体の見極めをしてもらいたい。

今後の見通し

1月上旬に手術できるものと思っていたが、オペが空いておらず、2月に手術して様子見。
ダビンチを使う内腹鏡手術?らしいが、値段がまぁまぁ高い(医療費150万位?)。元気ならそのまま働くし、状況次第ではしばらく休もうかなと。この際やりたい事をどんどん進めるのも良いのかなと思って相談してみようかな。幸い会社起こしたりしてるし、加速して道筋を立てて行きたい。株だけでそれなりの収入を得ようとしても良いフェーズでもある気がする。(絶賛100万ほど含み損を抱えているけど)

腎細胞がん自体は芸能人も複数なっている人がいて元気になってる人が多い。凹まずに戦って、記録を残します。

仙台駅が綺麗に見える(見えるかな?)

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