仏教に学ぶ生き方、考え方「夏の暑さに沁みゆく音色」
七月も中旬へと向かい、いよいよ「本格的」な夏の暑さがやって参りました。
エアコンもなく、ただ「汗をかくこと」でしか体熱を逃すことができない自坊で、少しでも凉しい気分を味わってもらおうと、「風鈴」を飾ることになりました。
今日は朝から世話方さんに来てもらい、ワイワイ話しながら「一つひとつ」飾ってもらいました。
今年からということもあり、試しに「百個」を飾ってみようと言うことになり、小さいものと中くらいのものを交互に五十個ずつぶら下げ、本堂の玄関口の左右に「きれいな」風鈴が並びました。
今回は提案から準備まですべて「世話方様だけ」で、やっていただきました。
最近はお寺に来ることも少なくなってきているので、少しでもお寺に来てもらいたいとの想いから、世話方様が話し合っていただき考えていただいたのです。
自分のお寺を守り馴染みのある場所にしてもらいたいという「想い」が感じられて、とても嬉しく思っております。
そして心の拠り所として、気軽に来てもらえるお寺を「目指していきたい」と思っております。
☆今日の一句☆
風鈴の
音色涼しく
胸熱く