仏教に学ぶ生き方、考え方「願うということ」
今日からゴールデンウィークで、お出かけされるという方もお見えになると思います。
気をつけて、そして楽しいひとときを過ごしていただきたいと思っております。
さて、皆さんは「願い」はあるでしょうか?
きっと「いろいろな」願いを持たれている方もおられると思います。
その願いの「内容や量」は人それぞれだと思います。
でもそれは「誰に対して」の願いでしょうか?
ほとんどの願いはたぶん「自分自身」に対してではないでしょうか?
「阿彌陀如来様」も長い時間をかけて、多くの「願い」を考えられました。
それは「四十八」あると言われております。
でもその願いの一つひとつが全て、この世の「全ての人たち」に対して願われたのです。
こんな素晴らしいことは、「仏様」でないとできないと思います。
でも私たち「凡夫」にもできることがあります。
それは「自分に向けられた願い」を「周りのみんなにも向ける」ということです。
例えば「連休を楽しく過ごしたい」という願いを、「周りの人と連休を楽しく過ごしたい」というふうに考えてみるのです。
そうすれば渋滞の中でも「譲り合って」合流したり、行列の中でも「優しい言葉遣い」をしたりできるでしょう。
願いの「おすそ分け」、ちょっと心がけてみませんか?
☆今日の一句☆
ちょっとだけ
周りの幸せ
願ってみよう