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仏教に学ぶ生き方、考え方「福袋」

 最近は、年末の早い時期から福袋の販売や予約が始まっています。

 「福袋」といえば、やっぱり「お得感」が魅力ですよね。

 袋を開けたら全部机に並べて、値札を電卓で足し合わせて、「いくら得したか?」競争をしたりするものです。

 でも結局、なんとなく着なかったり使わなかったりして、タンスや物置の奥にしまわれてしまいます。

 つまりは、「欲しいという感覚」は、実はあやふやで状況や売り言葉に左右されやすいものなのです。

 「欲しい」と思っているつもりが、実は「欲しがらされている」のかもしれません。

 心を落ち着けて、しっかりと心を観ていかないとと反省させられることもあります。

 でも年末年始の楽しみだし、これくらいは自分の「欲」や「煩悩」を実感するいい機会なのかもしれません。

 ちなみに今年も福袋を予約しました。

 でも某有名ハンバーガーチェーンのものなので、タンスにしまうことなく食べてしまえます。

 「食いしん坊」の煩悩はますます燃え盛っております。

☆今日の一句☆

  福袋
    ほしいと思う
         我が胃袋

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