短編小説の集い「アンブレラ」振り返り

※この文章は、拙ブログ「今日の十分日記」にも書かれている内容です。

このアンブレラというのはリアーナの歌を基にしている。
記憶が確かならば、この曲はもともとブリトニースピアーズに提供するために作られた曲であった。それをブリトニーが蹴ったために、新人のリアーナにお鉢が回ってきた。
今この記事はiPadのPagesを使って書いている。わからないといけないので一応書くが、PagesはウィンドウズオフィスにおけるWordのようなアプリだ。
同じiPadの音楽作成アプリを使ってたまたまできたリズムトラックが出発点らしい。
そこに曲をつけ、ラップをジェイ・Zにつけてもらって完成させた。

歌詞の正確な内容を確認するために、洋楽のリリックが載っているブログを回った。
洋楽は基本的に歌詞というのを公開しないらしい。
だから、そういうブログで出ている歌詞、特にジェイ・Zのラップの部分がブログによってまちまちだった。ヒアリングの段階でずれているのだが、どうもどれもピンとこない。

ここで一回おいた。

さて、この歌詞のラップの部分のヒアリングがブログによってまちまちだ、と前回書いた。
雨とか水にひっかけた歌詞であるのだが、「bank」をそのまま「銀行」とだけ訳していたりする。もちろん、ダブルミーニングで「銀行」と「堤防」という二つの意味がかかっている。だから、「G5」などが生きてくる。なかには「ダウ・ジョーンズ」をそのまま人名としてあつかっているものもあった。ロッカフェラはジェイ・Zたちが設立したレーベルだったかな。
あまり英語が得意とは言えないから、全くの自信があって言っているのではないが、そんな気がした。
ちなみに、曲の背景はベストヒットUSAの小林克也の受け売りである。

本体のリアーナの歌の部分はそれほど難しくないと素人目にもわかる。
http://siemusik.blog47.fc2.com/blog-entry-16.html

こういうことを言う女性って、どうにも怖いよね。
特に日本人に言われるとそう思う。

そういう部分を小説にしてみた。
登場している駅は若い頃使っていた駅である。
本当に午後は無人駅になってしまう。昔、Suicaなどがなかった時分にはキセルし放題だったろう。ものすごく落ち着いた駅だったので、ホームに降り立って、夜歩いていると帰省してきた気分満点だった。
よく夜眠れない人は、電灯を浴びすぎているのだ、というけれども、ああいう田舎の駅周辺を歩いていると、それがよくわかる。夜になったということを実感できるのである。都市とは言わなくとも、郊外の住宅街でも、やはり夜を感じるのは難しい。

そんな景色を思い出しながら書いた。

今回は長い間風邪をひいていたために、かなり急いで書いた。
だから、後悔したこともある。
失恋の小説であるのに、またその勢いで傘を忘れてきたのに、その部分の描写がまるでないということだ。読めばわかると思うが、そういう部分い甘えてもいけない。
もう少しゆったりと書かなければいけないね。


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