#12 【夫婦関係】話題のドラマ「1122」を見て、「公認不倫」から夫婦について考えてみた
こんばんは
今日から関東・東海は梅雨明けで、これから毎日灼熱地獄という現実。。
私は34歳ですが、私が小学生の頃は真夏でも、最高気温が30℃超えたら、それはもう酷暑と報道されていた記憶があります。
でも、今は35℃以上は当たり前、静岡県なんて40℃って時もありましたよね。
温暖化ってことでいいのでしょうか。もはや、真夏の晴天は”災害”に匹敵すると言っても過言ではありません。
そんな真夏につい最近、話題になっていた「1122」を観ました。
実は、このドラマを予告時点で楽しみにしており、毎週末、更新されたら、すぐに観ていたので、すでに全部観ております。
端的に”面白かった”ですし、上記のこの一言に惹かれました。
理由は、夫婦お互いの内に秘めた想いをわかりやすく、描写されていたのと、それぞれの想いは至ってシンプルなのに、夫婦というカタチになると途端に複雑さを増す感じが的を得ていた為、私自身はすごく共感でき、面白かったと感じました。
これ以上は、評論家っぽくなるので、あまり良い悪いの観点ではなく、シンプルに感じたことと、私なりの思うところを書いてみます。
「公認不倫」はおいしいのか?
我が家では、「公認不倫」は今のところ認めていません。
まぁ、大抵そうですよね(笑)
仮に妻にいいよって言われたら・・・
不倫する、というか不倫できるかわかりません。
ってのが現時点での正直なところです。
カッコつけんなよ。って思われそうですが、私の脳内ヒエラルキーでは、どんなアイドルや女優より、やっぱり妻が一番にいるので、妻を越えてくる感じがしないのです。
自分が不倫したい対象が出てこないってところでしょうか。
(どんだけ上からだよ。謝罪します)
とはいえ、全人類60億人いますので、妻よりもっと良いと、私が感じる相手がいる可能性自体は否定しないです。
でも、結局のところ、1人の女性と一緒に生活していくのであれば、大なり小なり問題は起こると思うのです。
その都度、不倫して、相手を替えても、またその相手とも、大なり小なり問題は出てくると思うのです。
なので、不倫は極論、男女間での問題解決の「代替」という名の”いち手段”だと考えています。
その一方で、「代替」をせずに、「対話」して解決していくという方法があると思っています。
ですので、自分で見出しつけておいてなんですが
「公認不倫」がおいしいのか?という問いに対しては、たとえ認められたとしても、一概に妻でも、不倫相手でも2度おいしい!とはならないと思います。
つまり
不倫を認めてしまえば・・・
目先の問題は解決するけど、1人の女性と、より深い関係になってはいかないと思います。
とはいえ、
不倫せずに対話の道を選ぶと・・・
いつ解決するかも分からない長い長いトンネルに入ってしまい、そのトンネルを抜けた先の夫婦の絆が強固になるという期待と希望にすがらないといけないってことにもなる。もちろん、必ずこのようになるとは限らず、あっけなく解決することもあると思います。
とにかく「不倫」は手っ取り早い解決策で、目先の満足感は得られやすいので、それが魅力なんでしょうね。
でもそれってあなた自身が本当に思い描く理想像、または状態なの?
と一度、自分に問いかけたときにどんな答えが帰ってくるかによって、公認不倫の捉え方は、また変わってくるかもしれませんね。
人には、”承認欲求”がある
このドラマの面白いところとして、メインキャラである4人がそれぞれ、性格や雰囲気も全く別とわかるように描かれていた点も良かったです。
その中で、共通するのは、相手に認められたいというシンプルな想いです。
とある夫婦の夫役の高良くんは、寡黙なロジカル奥手真面目野郎ですが、妻役である西野さんの唇を強引に奪うシーンなんか、一見、自分の欲求をぶつけているように見えますが、高良くんは妻のことがずっと好きで、キスを通して、妻からも好きという想いを感じ取りたかったのかなと思いました。
そういう意味では、承認欲求ですよね
これまた、評論家っぽくなるので、このへんにしておきますが、それぞれメインキャラは色々と発言したり、アクションを起こしていますが、根底は相手に認められたいという、シンプルな欲求なんだと思いました。
実際、夫婦という関係性であれば、潜在的には、自分を見てほしい、褒められたい、好かれたいっていう想いはあるはずです。
そういう想いが人の根底にはあるという前提に立てば、今の夫婦間の問題の見方や解決策も変わってくると思います。
夫婦間の問題解決で気をつけること
これに関しては、その夫婦によって無数にあると思います。
その中でも、私が気をつけたいと思っていることを書いてみたいと思います。
前提として、問題解決を不倫(代替)出なく、対話で行うこととします。
その場合、私が気をつけていることは
へ?
と思った方、ちょっと待ってください。説明します。
我が家に限らず、どの夫婦にもあると思いますが、例えば・・・
意見を一掃してしまう例として
・相手の欠点を担保に、そもそも意見を言う権利すら消失させてしまう
・自分の価値観に合わないからといって、受け入れない
意見を論破してしまう例として
・「それってあなたの感想ですよね(ひろゆき風)」といった具合に、世の中の意見、潮流、エビデンスが正しいとして、反論できなくさせる
これらは、決してやらないように気をつけています。
なぜか?
この先、夫婦として生活していく上で、ぶつかることは何度だってあります。
では、そのぶつかることを想定して、相手の欠点ばかりを収集していくのでしょうか?もちろん、嫌なことは嫌だと言う必要はありますが、好きな相手の欠点を血眼になって探し、記憶すること自体、夫婦として矛盾していませんか?と私は思うのです。
また、相手の価値観を尊重しない、論破してしまうことについては
夫婦を仕事でやっているわけでもないですし、正解があるわけでもないはずで、世の中に落ちている正解風の話は、とある夫婦の体験記、そして、そこからの学びとしての参考程度です。
夫婦である以上、相手を尊重せず、他者を挙げ、否定したらおわりです。
論破したりしたら、なおさらです。
正解はないので、理論に元づいた正解なんてものもないはずです。
だからこそ、夫婦として継続意思があるならば、やるべきことは
と、私は思っています。
このドラマの大元の要因である、セックスレスもそうです。
したい、したくないの一騎打ちでは、一生、勝敗つかないです。
ですので、お互いが、どうしたら相手の”⚫︎⚫︎したい”を実現するかを考えることで、一見、したくない自分がしたい相手をできるように考えるといった、これまた矛盾した感じがしますが、考えてあげることで、夫婦の問題が解決する方向に向かいはずです。そう信じています。
このドラマでも、結果的に2つの夫婦とも、自分にとっては理解し難いことでも相手がこうして欲しいを考えて、実施していたと思います。
(高良、西野夫妻はわかりやすかったですね)
逆に言えば、こんな、一見矛盾したようなことができるのが『夫婦』ともいえますかね。
仕事では絶対有り得ないです。
だって・・・
自分「俺は、絶対この商品は100万で売りたい」
相手「私は、この商品を1万で買いたい」
となった場合、自分はできる限り、100万に近い金額で売ることしか考えないですし、相手は、もしかしたら1万で買える別のところを探すかもしれません。
といった具合に、例がしっくり来たかはお任せしますが
要は、夫婦たるもの同士
相手の”⚫︎⚫︎したい”をどうやって実現するかを一緒に考えようぜ
ってことです。
グッバイ
ドラマ観てみて