「ひと夏の永遠」という曲

僕はIDOLY PRIDE(以後アイプラと表記)というコンテンツのオタクをやっています。まさぴーと申します。


おそらくこの記事を読んでくださっている方の大半はアイプラのオタクかと思いますが、基本的にはアイプラを知らないオタクにアイプラを知ってほしいというのがこの記事を書く動機です。


が、


初心者向けの紹介記事とか書く気は1ミリもありません。
要点をかなり小さく絞って、僕が言いたいことをアイプラについて何も知らない人にも伝わるように書いていこうと思います。

そういう文章の方が結局初心者の気も引けるんだよな




さて、いわゆるアイドルコンテンツに属するアイプラですが、狂気に囚われたアイプラ運営はユーザの想像を絶するイベントを世に解き放ちました。







そう…







もしも君と恋をしたら(通称:もし恋)です。










アイプラ及びもし恋を知らないオタクへの解説を挟みます。

もし恋とは、「アイドルと恋愛したいけどアイドルコンテンツである以上無理だよなぁ」という壁にぶち当たったアイプラ運営が「だったらアイプラの世界内でギャルゲを作って、そこで恋愛しよう!」という発想で編み出した飛び道具です。


名探偵津田的な解説をすれば、「アイプラの世界を1の世界、私たちの世界が2の世界」という原則を打ち破り、「もし恋の世界が1の世界、アイプラの世界が2の世界、私たちの世界が3の世界」という状況を作り出しています。

さて、上記のリンクはもし恋第1弾、一ノ瀬怜編のプロモーションです。


ですが今回僕が紹介したいのはこちら。











もし恋第3弾、早坂芽衣編…




主題歌であるこちらの曲




ひと夏の永遠
である。


もし恋についての簡単な紹介は前述の通りですが、このもし恋、TrueENDに到達するとヒロインのソロ曲と共にエンドロールが流れるという徹底ぶりである。


そして2024年現在においてはもし恋のエンディングで流れるソロ曲は、全てもし恋の内容を踏まえて作られる専用の曲である。
(そもそもアイプラの楽曲は毎回イベントごとに内容を踏まえて作られるか、既存の曲を踏まえてイベントのストーリーが作られるので全て専用なのですが)


つまりゲーム内の世界でゲーソンとして作られているということになります。


これが凄い。


さて、この凄さはもし恋楽曲全ての共通点であり、わざわざ早坂芽衣編を名指しする理由にはなっていないのですが、ここからは早坂芽衣編の楽曲について特別取り上げる理由を綴っていこうと思います。


まずは早坂芽衣というキャラクターについて簡単に説明しましょう。


かわいい
かわいい
かわいい
かわいい

彼女の家系特有の霊感や、それに由来する過去など深掘りするとそれだけで長文になってしまうのだが、この記事内において重要なのは上記画像内のセリフからも分かるように快活・活発な元気印タイプの子であるということ。


そして





というような感じだったり



というような感じだったりと…



主人公への感情がクソデカいのである。


元気印なのになかなかジメッ…としたコミュニケーションを取ってくるのです。

はっきり言って加湿器である。


しかしアイドルコンテンツを渡り歩いてきたオタクの方々ならどこかで激重感情キャラというのは経験済みであろう。


筆者自身もアイプラ以外のアイドルコンテンツで結構見てきた部類である。


しかし基本的には激重感情キャラというのはあくまで主人公などの身内だけに対してクローズドな場などで限定的に見せる一面であることがほとんどだと思われる。

つまり、"そのキャラクターがアイドルとしてファンに見せる姿にはそういう側面は含まれないだろう"というのが僕の解釈ということです。


特に早坂芽衣みたいなキャラは元気っ子という属性からその湿度とはギャップがあるので余計にそうなのではないかと思います。
(あくまで僕の1解釈です。)


ここからが楽曲の話になるのですが、上記のことを踏まえてアイドルコンテンツのソロ曲には2種類あるというのが僕の持論になります。

①1つはその世界でそのアイドルが発表していると思われるアイドルとしてのソロ曲

②もう1つはそのアイドルがファンには見せないような姿まで曲の中に内包しているようなソロ曲というよりはキャラソンに寄せた楽曲

この2種です。


さて、本題のひと夏の永遠についてですが、この楽曲はしっとりとしたラブソングとなっています。
夏休みに恋を知り、永遠の愛を誓うというような曲になっています。


これは早坂芽衣というキャラとしてはそういう側面もありイメージ通りですがアイドル"早坂芽衣"としてはイメージとはギャップがあると言えるでしょう。
先述のパターンでは②にあたると言えます。


しかし、この曲はもし恋の主題歌という側面を持ちます。
もし恋というゲームに登場するキャラクター"早坂芽衣"の曲としては完璧と言わざるを得ないような楽曲です。


アイドル"早坂芽衣"が、もし恋のキャラクター"早坂芽衣"として歌うというフィルターを通すことで、芽衣が主人公にしか見せないような側面を楽曲に内包しているにもかかわらず、この世界の中でアイドル"早坂芽衣"が発表したソロ曲として矛盾なく認識することができるようになっています。

惜しむらくはもし恋というイベントがその特異性からかアーカイブかされず、復刻期間中しかあそべず、ストーリーを追うことができません。

本当であれば楽曲の歌詞ともし恋本編のリンク性等も書きたいところですが、それは是非もし恋が復刻した際にご自身で味わっていただきたいと思います。

この記事を書いてる時点で復刻した直後だから次いつ復刻するか分かんないんですけどね…



さて、この記事はここで終了ですが最後に言っておくことがあります。

ここまで芽衣と芽衣のソロ曲について書いてきているにも関わらず俺の推しキャラは芽衣ではないんです。
(推し以外のキャラでもこれぐらいの記事なら書けるコンテンツってことです。)









俺の推しキャラである白石沙季をよろしく!!!






いいなと思ったら応援しよう!