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MBSラジオ「中西正男のエラいすんまへん…。」内「まぁ、皆さん聞いてください」・2024年12月10日分


●まぁ、みなさん聞いてください

タイトル・ビジネスチャンス

先週の放送を終えて帰宅し、後藤真希さんの写真集、購入しました。

今は便利の世の中です。デジタルの形で購入すれば、その瞬間からスマートフォンで写真を見ることができます。

さらに、デジタルとなると、写真の拡大もお手の物です。ある特定の部位を画面いっぱいに広げる。たわわな曲線のみを凝視する。思いつくすべてが可能になります。

それを満喫しつつ、でも、でも、どんぶり飯を15杯いく。そんな流れにはなりませんでした。

僕の中に後藤真希さんへの、なんというのか“思いの助走”がほとんどない。きれいだとは思う。攻めているとも思う。でも、味が乗らない。

お上品な人がそんな大胆に。快活な人がそんな憂いの表情を。普段とのギャップ。それが味の源になるのだなと痛感しました。

関岡香アナウンサーが服屋さんの試着室にいる。写っているのはご本人の顔だけです。もちろん水着でもなければ柏原芳恵さんのような薄いベールをまとっているわけでもありません。気に入ったワンピースを試着するが他は入るのに体のある部分がつっかえて入らない。それを店員さんに告げる。その時の恥じらいに満ちた表情。

武川智美アナウンサーが後輩の藤林温子さんを食事に誘い、本人のためを思って、仕事への説教をする。愛ある言葉にうっすら涙まで浮かべる藤林さん。「全てはバヤシのためだから。また明日から頑張ろうね!」と最後に元気よく藤林さんの肩を叩いた瞬間、それまで食べていたイカとカリフラワーの塩炒めの小さなイカの破片が口から飛び出す瞬間。

桜井一枝さんが細いタバコをくゆらせながら物思いにふける。タバコの先端が長く灰になり、それがポタリとズボンの上に落ち、ズボンに小さい穴が開く。そこから見える妙に白い肌。

現代は飽食の時代ならぬ、エンタメ大渋滞の世の中です。好みも細分化しまくりです。こういった道にこそ、活路があるのではないか。

MBSラジオで、そういった写真ばかりを集めた「ウラМラジカレンダー」を一部8万円で出す。撮影は私がやります。とことんこだわります。妥協しません。どうでしょうか。大月さん。

ビジネスチャンスと言いながら、その実、何より、僕が欲しいだけのことを力説して、エラいすんまへん。

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