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「芸能カルチャー虎の巻」

このnoteで、もう一つ、中西正男の出しどころを持つことになりました。

僕が所属する井上公造さんの事務所が、新たにnoteで「芸能カルチャー虎の巻」というページを持つことになり、そこに僕も書き手の一人として参加します。

まだ始まったばかりなので、種々の蓄積はありませんが、先ほど、そちらの方のnoteでの初投稿となる「中西正男です」を投稿しました。

そちらの空間は「スキャンダルについて、ウラネタをバンバン出します!」的なニオイではなく、芸能にまつわる様々な知識やためになる情報などを中心に展開していくと聞いています。

その方向は僕が目指していることと合致することも多々あるのですが、具体的にどんなことをそちらで綴っていくのか。

初投稿で、そのあたりについて綴ったので、以下に、一部抜粋したいと思います。

「あの夫婦、実は、今こんなことに…」

「あの移籍トラブル、原因は…」

「あの女優と野球選手が極秘交際を…」

そんな、心の表層的な部分をサワサワ震わせるだけで終わる、これまでの“刺激依存のゴシップ”なんてことを、ここでわざわざ綴る気は、僕には毛頭ありません。

プロとして最新、最深の芸能情報は提示しますが、そこのみをウロウロしながら、ヒソヒソと黒い噂話をザワつかせるつもりもありません。

芸能ニュースを入口にそれをエンターテインメントに昇華する。

サラッと29文字ごときで説明されたとて、全くなんのこっちゃ分からんと思います。

少し視座を変えますが、本当にありがたい話、今、僕はレギュラーとして週に3~4番組ラジオをやらせてもらっています。

そして、各番組で芸能コーナーを作ってもらっています。

毎回、その時の旬の話題をピックアップして話しますが、例えば、芸能コーナーが20分だとしたら、こちらからそのニュースに関する最新情報やウラネタ的なことをお話するのは、冒頭の2分くらいです。

あとは、MBSラジオ「松井愛のすこ~し愛して♡」ならば、桂南光さんと男女の機微についてはしゃぎ、そこから見えるものでふざけ、背景にある芸能界の難しさにまでグッと掘り下げ、過去の逸話を持ち出し、まじめにやっているかと思ったらまじめをフリにまたふざけ、松井愛アナウンサーに各種チクリとやられ、そんな18分を経てコーナーが終了します。

ABCラジオ「ウラのウラまで浦川です」ならば、浦川泰幸アナウンサーとその日の芸能ニュースから垣間見える人間の本質をネチネチとしゃべり、魂の暗部を狙撃し、ネチネチの余波でアシスタントの塩田えみさんをイジり、塩田さんへのイジリ以上にハードヒットなイジリを僕が浦川さんにしつつ、最後はイチ芸能ニュースを遥かに超えた“人間の業”をなみなみと入れたピッチャーで浦川さんと“乾杯”し、そんな18分を経てコーナーが終了します。

ま、普段、ラジオをお聴きいただいているリスナーさんからしたら「正男ちゃん、そんなこと、いちいち説明せんかて、ワシら分かっとるがな!それを楽しみに聴いてるんやから」と言ってくださるのではないか。

自惚れを差し引いても、そんな期待も思いっきりしておりますが、最初なので長々と説明してしまいました。

今の例えでいうと、なかなかテレビの芸能コーナーでは語られない“ラジオならではの18分”。その部分を文字化し、エンターテインメントに昇華できればと考えております。

これだけ書いても、なんのこっちゃ分からんと思います。

そら、まだ世間で誰もやってませんので「あぁ、こういう感じね…」という感覚への落とし込みなどできるわけもありません。

あとは、是非とも今後アップされる本編を見ていただき「なんのこっちゃ分からんかったけど、なんのこっちゃ分かったわ」を体感してください。

参考までに、既に、僕個人としてnoteでのページ「中西正男の『全てはラジオのために』」を今年2月から始めています。

僕の現在の仕事ぶりや経歴紹介、そして、思考の偏りなどはそちらを参照していただければ幸いです。

ちなみに、そちらでは芸能情報の入り口も一切作らず、芸能という薄紙一枚の包み紙もつけず、むき出しの文字だけでルチャリブレを展開しています。

人によっては、アントニオ猪木とタイガージェットシンの五寸釘デスマッチのように「とても見てられない…」という試合展開に見えるかもしれませんが、そこは個人差がありますので、お口に合う方は思いっきり頬張ってみてくださいませ。

なにはともあれ、まだ誰もやっていない芸能エンターテインメントがここから始まります。

目撃者になってみるのも、悪くないと思います。

わざわざここに来て、この文章を見てくださっている方は、全員が北大路魯山人の門弟ばりの食通でらっしゃることでしょう。

なので、わざわざ説明するまでもありませんが、僕は上記の“18分”にこそ自分の値打ちが詰まっていると思いますし、と同時に、それを文字でやるのは、誰でも彼でもできることではないと思っています。

だからこそ、やりごたえがある。

そして、以前、こちらのnote「芸能記者と芸能リポーター・後編」で井上公造さんへの恩返しを過去の「美味しんぼ」の名作になぞらえて綴ったことがありました。

その比喩における“ぬか漬け”の一部が今回のnoteになるのではとも考えています。

店が二つ出来ましたが、あくまでも、こちらが本店。あちらが支店。

店舗を増やしたことによるサービスの低下も起こさず、常に新鮮な話題を盛り込み、ネタの使いまわしもせず、それぞれに個性の差別化ははかりながら、ホンモノの味しか出さない。

そんなことを頭が真っ白にもならず、お母さんに耳元でささやかれることもなく、自分の意志で綴れば、今回のことが必ずや吉兆になると信じる46歳。

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