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チャーリー浜さん

一昨日、昨日と、またまた怒涛の連載取材ラッシュでした。

今回は2日で12件のインタビュー。取材場所があちらこちらに点在していたので、移動のバタバタも加わり、なかなかのドタバタになりました。

そんな中、訃報が飛び込んできました。チャーリー浜さんが亡くなりました。

一報が出た時のYahoo!オーサーコメント、そして、今朝の読売テレビ「す・またん」でもVTRでコメントをさせていただきましたが、個性の博覧会のような吉本新喜劇の中でも、ケタ違いに異彩を放ってらっしゃったのがチャーリーさんでした。

昭和の新喜劇。

師事した花紀京さんからの薫陶。

そのニオイを、今でもしっかりと持ってらっしゃる。それが新喜劇の中でも、一目置かれる個性の源だったと僕は考えています。

そして、今、Yahoo!拙連載では小柳ルミ子さんのインタビューがアップされています。

芸歴50年。ブレずに貫いてきたこと。その結果、今、思うこと。

たっぷりとお話をいただきましたが、正直な話、原稿を書くのに、いつもの何倍も時間がかかりました。

一言一言の重みが凄まじく、自分の文章が、全ての意味を掬い取れているのか。それを一つ一つ考えていると、なかなかすんなりとは紡げない。そんな原稿でした。

チャーリー浜さんも、小柳ルミ子さんも、昭和の芸能界を生き抜いた方でした。

それくらい、昭和の芸能界は濃厚で、入り組んでいて、恐くて、面白くて、ムチャクチャだったのだと思います。

そこから、今、令和の世の中になりました。

芸能界のみならず、とにかく、水の透明度を上げることを是とする。その風潮が恐ろしいほど蔓延っていると感じます。

とにかく、川の水を澄ませる。“不純物”は取り除く。

悪いことではないように見えますが、果たして、本当にそうなのか。

細々とはあえて綴りませんが、そんなことを強く感じた流れでもありました。

もうすぐ、ABCラジオ「ウラのウラまで浦川です」に向かう時間です。

今日も、そんなことやあんなことを話す場がある。ただただ、ありがたいばかりです。

ぎっしり詰まった肉焼売をおかずにパイクーを食べて、リングに上がる46歳。

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