ゲビバーの祭典
今晩、人生初のことをさせてもらいます。
有料配信イベントです。
「メッセンジャー」あいはらさんのYouTubeラジオ「パララジオ」の1周年記念として行われる有料配信イベント「ゲビバーの祭典」。
そこであいはらさん、そして、作家さんの大海さんとお話をさせてもらいます。
どんな話になるのか。
それはもちろん、しゃべる当事者である僕も、しゃべる1秒前まで、否、しゃべった後にしか分かりません。
先日、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」に出演されたアカペラグループ「RAG FAIR」の土屋礼央さんもおっしゃってましたが「ラジオはジャズ」。
その場のセッションで話が生まれていく。
僭越ながら、僕も日々ラジオでしゃべる中で、それは心底痛感しています。
どんな話になるのかは分からない。
ただ、より話に勢いがつきそうなトランポリンや、上るも良し落ちるもよしのハシゴ、一瞥しただけで想像力が爆発する柏原芳恵さんの裸身を包んでいた風の透けてるんだか透けてないんだかの布。
そういうアイテムを用意して、セッションのさらなる昂りの確率を上げる。それがラジオにおけるコーナー企画なのかなと勝手ながら考えています。
それで言うと「ゲビバーの祭典」のアイテムは、当事者である僕もワクワクするようなもの揃い。
昨日、ふんわりと構成を聞きましたが、改めて、その場を作っているあいはらさん、大海さんのセンスとプロ意識、お客さま第一主義に感謝するばかりです。
そして、構成とともに、今回の配信チケットがどれくらい売れているのかも尋ねました。
LINEで送られてきた実数を見て、驚きました。
ものすごく、売れてます。
コロナ禍の前は2カ月に1回のペースでやっていたゲビシリーズのイベントは、会場であるロフトプラスワンウエストのキャパシティーの問題でどれだけ頑張っても140枚しかチケットがない。
その結果、ありがたいばかりですが、即完売でなかなか手に入らないという形になっていましたが、配信ならば、枚数に制限はない。
いったい、どれくらい、買っていただけるのか。
楽しみでもあり、不安でもあったのですが、結果、多くの方にお買い求めいただけた。
担当者の方いわく「お笑い第7世代も出ていないのに、これだけの売れ行きというのは異例」だそうです。
いわずもがな、お金はとても大切なものです。
そして、時間も貴重です。
おっさん3人がしゃべるだけ。
そこにこれだけの期待をしてくださる。
これは、もうアホみたいなことをアホみたいな顔をして力いっぱいしゃべるしかありません。
昨日も、ありがたいことにABCラジオ「ウラのウラまで浦川です」であれこれしゃべらせてもらい、芸能コーナーでは加藤浩次さんのエージェント契約終了について話し、その中で「こういう流れになると、必ず“粛清”みたいなワードを使って加藤さんを潰すといった話が出てくるが、それはナンセンスの極み。自分のところを出て、いわばヨソの人間となった人を、貴重な劇場出番や番組出演枠を割いて出すわけがない。それなら、自社のタレントを出す。好き嫌いとかそんな話ではなく、それが金儲けの理。吉野家が自社の生産ラインを使って松屋の牛めしを作って松屋を儲けさせることがないのと同じこと」と力説したら、インターネットで「吉本忖度の芸能リポーター」と書き殴られ、これは忖度でも何でもなくシンプルな仕組みを説明しただけであり、そして、自分は芸能リポーターでもないしという悶々としたデブリも家族と行った近所の中華料理屋さんの餃子とビールで洗い流しましたので、今晩はしっかりと務めを努めます。
種々の思いを吐露するとともに、配信イベントなので今からでもナンボでもチケットは買えるんです!というシンプルな仕組みも申し添え、人としてのデブリがこびりつく46歳。
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