バイキングMORE
今日は、久々にフジテレビ「バイキングMORE」のスタジオ出演でした。
話題は「極楽とんぼ」加藤浩次さんの退社。
元週刊文春記者の中村竜太郎さんとニュースの解説的な役割を受け持ちました。
吉本興業。そして、芸人さん。双方と日々あらゆる話をしながら暮らす生活を、もう22年ほどしています。
自分で綴るのもナニですが、そんなことをしている記者は日本でも何人もいないでしょうし、そういう部分が僕という商品の“おすすめポイント”にもなっているのかとも思います。
ただ、今回のニュースは、いろいろ難しい。
どういう言い方をしたら、皆さんにパッと分かりやすく伝わるのか。
忖度とかそんなことではなく、ただただ、概念や詳細を説明するのが難しい。
本番前も、本番後も、中村さんとそんな話をしていましたが、今回のニュースは解説する難易度が高い。
どう難易度が高いのかを説明するのも難易度が高いという、鏡を覗き込んだらずっと奥まで鏡みたいな構図。
とにかく皆さまに手短に分かってもらうことが難しい案件であることは間違いありません。
そんなこんなで、新大阪から品川に向かう新幹線の車内でも、ズーッと悩んでました。
どう説明したらいいのか。
今回のポイントはどこなのか。
そもそも、シンプルに皆さんは何が気になっているのか。
なかなか答えが出ないままに品川駅に着きました。
ありがたいことに品川からフジテレビまではタクシーで行かせてもらっているのですが、その車内でも一向に良案が出ない。
レインボーブリッジも渡り終え、もう、あと2~3分でフジテレビです。
このパターンで打ち合わせ、スタジオの本番に入ると、たいがい、納得いかない展開になる。
今日の指針が見えない中、ふと、noteを開くと「メッセンジャー」あいはらさんの書き込みが出てきました。
「選択…」のタイトルで、僕がnoteを開けた数分前にアップされたものでした。
加藤さんのことを書いてらっしゃいます。
あいはらさんの疑問点。
自分ならこうするという指針。
そして、今後への提言。
あらゆる角度から持論を展開されています。
それを見て、2秒ほどでアタマの中がバババッと整理されました。
そして、3秒後には「よし、この説明でいこう!」という明確な道筋が目の前に広がりました。
こんな形で、まさかの助け。
スピリチュアルな方向に急ハンドルを切る気は毛頭ありませんが、偶然ではなく、必然。そうとしか思えませんでした。
出演後、品川駅まで戻って、駅付近のお店でお昼ご飯にタンメンを食べました。
美味しくないわけじゃない。お店の雰囲気も、昔ながらの町中華で悪くない。
ただ、800円はつらい。
100円、できれば、あと150円は安くあってほしい。
もしくは、同じ値段なら、最低、焼き飯(小)はつけてほしい。
少しでもお得感を得るために備え付けの黒コショウをこれでもかとかけてすすったら、むせてメイン具材のえびと麺少々を地べたに噴出。
ここでくじけたら負けだと思いレンゲに一口大の麺を入れ、上からラー油をたらして辛まぜ麺みたいな味わいも満喫。
さらに、レンゲ一杯の辛まぜ麺ながら途中から酢を足して味の変化を楽しみ、一品で最大限のお得感を模索しにかかりました。
食べ終わる頃には、お店の大将が大きな中華鍋を振りながら、乾いた哀れみの釉薬を塗ったビー玉みたいな目で、こちらをじーっと見てらっしゃいました。
お昼時の店内で、たくさんお客さんもいらっしゃったので、声こそ出しませんでしたが、気持ち的には辻元清美さんより叫びました。
「へこたれへん!」
心の底から感謝をし、心の底から得したい46歳。
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