The Battlebeatsについて
インドネシア、バンドンのバンド、The Battlebeatsのことを書きます。
バンドンっていうのは、ジャワ島の西の方で、ジャカルタに近いのかな?僕はよくわからないです。
このバンドの中心人物Andresaとはインスタグラムを通じて知り合った。1,
2年前かな?あるとき見つけた、TeengenerateのFinkを描いたイラストの作者が彼で、そのイラストが、明らかに僕の撮った写真をベースにしたものであった。
それがこれ。
で、やりとりをするようになったのかな?正確には記憶にはないんだけど、投稿を遡ったりして、彼がTeengenerateやOblivians、Reatardsなどのガレージ・パンクを好むとともに、Saturday Night Karaokeの現行メンバーであることを知る。Saturday Night Karaokeは日本好きなポップパンク・バンドで、Waterslideからもリリースがあって、このときすでに来日済みで、またHum Humsのインドネシア・ツアーのサポートもしていた。
Saturday Night Karaoke - Bam Bam Bam (Lyric Video)
Waterslideのカズに「Saturday Night KaraokeのメンバーがTeengenerateとか好きみたいね?」と聞いたら、彼は後から入ったメンバーで一番若いということを教えてもらった。
で、少し時は流れて2019年、Saturday Night Karaokeが来日することになった。僕は他に用事があって行けなかったのであるが、事前に「Teengenerateのカヴァーをやりたいので"Dressed In Black"と"Get Me Back"の歌詞を教えてくれないか?」と連絡があって、まあ、僕も歌詞をちゃんと知らずに聴いてたのでFinkに問い合わせて教えてあげたりした。そのとき文を見落としていてDressed In Blackの方しか問い合わせなかったんだけど、ライブではGet Me Backをやったみたい笑。
下北沢のBasement Barでそのライブはあったんだけど、ライブ後Andresaは一人抜け出してぷあかうへ向かう。もちろん憧れの元TeengenerateのFifiに会う為である。そこでどのような会話をしたかは知らないけど、Saturday Night Karaokeとは別にソロ・プロジェクトをやるという話でFifiにThe Battlebeatsという名前を付けてもらったとのことである。
そして完成したのが6曲入りのミニアルバム。
Dressed In Blackのカヴァーあり。CDは50枚限定。おい、50枚とはずいぶん絞ったね、とは思うのだが、インドネシアはテープが主流のようで、CDはそれほどポピュラーではないようだ。日本向けにもう少し作ってもよかったのではないか?とは思いましたが、、、。僕はその歌詞を教えたということなのか、1枚送ってもらって入手したんだけど。
これは日本ではもはや絶滅危惧種的な90sガレージパンクの匂いのする音楽で、2020年の今、新鮮な気持ちで聴くことができるな、と思った。
で、また何か月か流れて、彼はフルアルバムを録音。それが
フィジカルとしてはカセットが100本限定で出るみたい。音を聴くとこれがまた絵に描いたようなガレージパンクで良いね。今回もTeengenerateのカヴァーあり"Let's Get Hurt"。この歌詞を尋ねられなかったけど、ギターウルフもやってるので、そっちのCDから歌詞見つけたのかな。
この名義で日本にきたら面白いね。
このジャケのイラストなんだけど
僕の撮った写真のこれが元になっているとのことです
つくづく僕の撮ったTeengenerateの写真が好きなんだね、、、笑。嬉しいけど。