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足し算でなく掛け算で
さて、前回は「なぜ、スタジアムなのか」について、取り留めなく書かせていただきました。
今回は、このような構想を話す上で必ず課題として上がってくる「維持費」に関して書いていこうと思います。
「維持費=使用料収入のみ」でしょうか?
違います。
「スタジアムの命名権・スタジアム内での広告看板費・テナント使用料・使用料」がスタジアムとしての主な収入源になると思います。
命名権は「企業(個人)」が複数年契約でスタジアムに名前をつけられるもので、「日産スタジアム」「PayPayドーム」などが例としてあります。ちなみに日産スタジアムの命名権が約1億5000万円/年だそうです。
広告看板費は、看板の大きさや場所で金額は変わりますが、こちらも複数年で契約することで安定的な収益になります。
テナント使用料は、変動したり不安定ではありますが、イベント開催時は勿論、イベントがない日でもお客さんに楽しんでもらえるコンテンツとして運営することで、収益化することが大切だと思います。
施設使用料は、田舎ならではの問題なのかもしれませんが「減免」という名の無料開放していることが問題だと思っています。
使うからにはお金を払うのは当然なのではないでしょうか?
なぜ特定の団体などが無料で使えるのか?なんなら、そういう団体に限ってルールを理解せず、我が物顔で使っていることが多いと感じています。
キチンと使用料を徴収することで、維持管理費も賄えます。
維持費を、どのように赤字にしないようにするかは、「スタジアム×⚪︎⚪︎」というものを考えていくことが必要だと感じています。
クロスシンキングを意識してコンテンツを作ることで収益や集客が何倍にもなる可能性があると思っています。
スタジアムと掛け合わせたら面白そうなコンテンツがあれば、教えてもらえるとありがたいです。
次回も、スタジアム構想について書いていきますので、お手隙の時間に読んでいただければありがたいです。
一般社団法人K.U.M.Athletics 理事 中竹雅臣