Tableauの便利機能(データの見せ方編)
はじめに
今回は基本的な操作方法には触れません。
あくまでも僕がTableauを3ヶ月くらい独学でいじってたけど
知らなかった便利機能について書いていきます。
第2回の今回は備忘録的な感じです。
※第1回はこれ!参考書やTableauの環境構築について書いてます。
超基本は動画見る!
本当に本当の基本操作は、Tableau社が出している動画を見て学びました。
それらの動画はTableau Publicを開いて
右側に出てくる「詳しく学ぶ」から飛んで見ることができます。
1:ドリルダウン
参考書P34〜
ワンクリックでディメンションの単位を細かくする機能です。
年(Order Date)の左にある「+」をクリックすると・・・
年→四半期→月→日
のようにワンクリックで細かくデータを見ることができます。
僕はわざわざディメンション消して、持ってきて、設定して
ってやってたのでこれは便利でした。
また、データって「見方」を変えるだけで「気付き」も変わると思うので
こんな簡単に「見方」を変えられるのは嬉しいですね。
2:クロス集計表の自動作成
参考書P41〜
作成したグラフと全く同じクロス集計表を作りたい場合は
自動で作ってくれる機能があります。
クロス集計表を作りたい、シートタブを選択して、右クリック!
「クロス集計として複製」を選ぶだけです。
個人的にクロス集計は、データ分析の序盤に多様します。
特にどのデータとどのデータにどんな関連性があるか。
これを解き明かすのにクロス集計は便利です。
もし興味があれば以下の記事を見てもらえると嬉しいです。
3:フィルターの表示
参考書P46〜
データを見るときにフィルターってめっちゃ使いますよね。
Tableauを使ったことがある人なら、どこでフィルターかけるか知ってると思うので特に問題ないのですが、Tableauを使ったことない人はそうはいきません。
そんな人たちにも「このグラフは今こんなフィルターをかけているよ」と教え、かつ「好きにフィルター変更して良いよ」と暗に教えてくれるのがこの機能です。
フィルター内のディメンションの下矢印をクリック、「フィルターを表示」を選択します。
すると、こう!!
右側に「Category」が出てきました。
今、列名「Category」の「Furniture」でフィルターがけしてるよ!
という今の状況を表現してます。
加えてこのチェックボックスをいじることでグラフが変化します。
作った人はこのグラフがどんなものなのかすぐわかるんですよね。
ただこのグラフを初めて見る人はそうはいかないので、
そこをわかりやすく表現しているこの機能はマジ優秀だと思います。
もちろんフィルターをポチポチいじれるのも嬉しいですね。
4:キャプション
参考書P160〜
表示されてるグラフがどのようにして作られたかを
自動で文字で記述してくれてる機能です。
どこでも良いので何もないところで右クリックして、
キャプションを選択すると、
画面下にこのグラフに関する説明が自動で作られました。
自動で記載される文章は残念ながら、変な日本語ではありますが
状況を理解するには十分です。
この機能があれば、初めてグラフを見た人もわかると思うので
とりあえず付けておいて良い機能ではないでしょうか。
さいごに
TableauはBIツール!データを可視化するツールなので
これらの機能はまさに花形的な機能といえるでしょう!
どうしてもこういった便利なツールを使っていると
データをゴチャゴチャいじるのが楽しくなっちゃって
複雑なグラフを作りがちですが
やっぱりグラフって見る人が
瞬時に理解できるモノである必要があると思います。
そこを忘れることなくTableauを使えると良いですね。
はい!頑張ります!