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無料の麻雀AIを試してみた

こんにちは。
麻雀AIの Mortal を教えてもらったので、早速試してみました。


麻雀 AI Mortal について

最大のメリットは「無料」なこと!
性能についても、NAGAを普段から使っている人から見て「優秀」という評価。
あと、雀魂の牌譜を読み込めるので便利です。
下のリンクから使えるので、ぜひ試してみてください。

https://mjai.ekyu.moe/ja.html

実際に使ってみた

使用した牌譜と検討の設定

過去に投稿した下記の牌譜を読み込ませてみました。

場面はこんな感じ。

設定は以下のようにしてみました。

雀魂段位戦想定なので、
ラス回避タイプにしました。
詳しい設定は分からないので、それっぽく。
もしも良い設定があれば教えてください。

AIの判断結果

さて、私は牌譜検討の末、6m切りを選択しましたが、AIの判断は……

Mahjong AI Utilities の判断

5s切りでした。
候補として6mは上がっていますが、5s切りを優勢と見ています。
おそらくブロックは足りていて、どうせ5sも6mも切ることにはなるけど、瞬間の一盃口変化が嬉しいから5s切りって判断になるのかな。
私は「どうせ白を鳴いて一盃口は消えるから、赤5s引きに備える方がよい」と考えたけど、打点につながる枚数で考えると、7mが3枚、赤5sが1枚で6mの方が嬉しい受け入れは多いから5s切りの方が良い、という考えも分からなくはない。
あとは、上家が9mを打ってて、マンズの上がいいと思っているのかもしれない。
まあ確かにわざわざ一盃口を消さなくてもいいような気もしてきた。

AIの選択は「どういう意図か」までは説明してくれないから推測せざるを得ないのが難しいですね。

他の場面についても検討してみた

私が検討した場面以外で勉強になった場面があるので紹介します。

1巡目の判断

まずは1巡目。
ここは特に違和感なく北打ち。

2巡目の判断

ここでAIは5s切りを選択。
おそらく、2p引きでブロックの数が足りているから、5sのくっつきよりも打点上昇の大きい東の方が価値が高いという判断なのだと思います。
確かに5s残しで嬉しい赤5sは1枚、東は3枚なので、嬉しい枚数換算だと東を残す選択は確かに有力だと思いました。

麻雀AIのメリット

あくまで、私の印象です。
ここでは2点あげます。

まず1つ目は「時短できる」ことが大きいと思います。
実際に牌譜検討をやってみて、「めっちゃ時間かかるな」と思いました。
AIを使って検討すると、一打一打の検討の時間が減って、検討すべき牌姿に時間を割くことができます。
あと、凡ミスとかを指摘してくれる点も良いですね。

2点目は自分以外の意見を聞くことができるという点ですね。
一緒に麻雀の練習をするパートナーくらいのイメージです。
「麻雀のうまい人の選択を聞いてみて、これを起点に思考を深めていく」みたいな感じです。


本日はここまで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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