![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/35494100/rectangle_large_type_2_39c3824b89bc215a23bfe8a1a5bdcaab.jpg?width=1200)
三鷹市の子ども家庭支援ネットワークを読んで
三鷹市の子ども家庭支援がどのように進められていったのかといった歴史を振り返り、どのようにして子ども家庭支援施設が整備されていったのか、サービスがどのように変わっていったのかが書かれていた。
自治体には、どのようなサービスがあるのかを市民が知り、自身に合ったサービスを選択し、利用するには、サービスと市民を結びつけるネットワークが必要なのだと知った。
この本で初めて医療ソーシャルワーカー(MSW)の存在を知った。
この職の役割は、相談窓口や関係機関との調整、広報・啓蒙など多岐に渡っている。
良質な医療を届けるためには、医療ソーシャルワーカーのようなネットワークを構築する役割が重要なのだとわかった。
また、三鷹市にある、子ども家庭支援センターやすくすくひろばといった、子育て支援施設が紹介されていた。
これらは、子どもと親の両方を支援対象として扱い、家族単位で支援するサービスで、様々な機関と連携しながら活動が行われる。
家族を単位として扱っていたので頼れるサービスだと思った。
子育ての環境というのは、家庭ごとに違っていて、それぞれに合った支援をするには、長期的に、距離を保ちながら、様々な人々と連携しながらでないと、充実しないのだと、この本を読んで知った。
改めて、ミクロな視点が重要だと思った。