丹波三大山城・八木城に登る 東近江トレイル探訪、繖山・箕作山 2024年11月24日 15:50 南丹市の八木町観光協会が行う、「日本最大級の山城・八木城址ガイドツアー」に知人と参加します。集合時間より一時間ほど早くJR八木駅に到着、一番早く到着したようです・・・。天気は曇り、少し、雨が心配です。ちなみに、丹波三大山城は八木城のほか、丹波市の黒井城・篠山市の八上城で、黒井城は続百名城に入っています。 続々と参加者が集合します。参加者は40人ほど、スタッフを含めて約50人が駅の近くの城山に向かいます。標高は330mと比較的低く、比高差は200m足らずでしょうか・・・? 早速、「ジョアン通り」・・・。城主の内藤ジョアンの名前に出会います。 春日神社を横に見て、登山口の方向に進みます。 そしてこの碑・・・、「ジョアン内藤飛騨守忠俊ゆかり之地」とあります。キリシタン武将らしく十字架になっています。 城の屋根を模したトンネルを通過して・・・、 登り口から山道に入っていきます。 登り始めると、曲輪のような平坦な敷地にたくさん出会います。内藤家臣団の屋敷跡との説明を受けます。 曲がりくねった山道を登って行きます。 途中でこの植物が群生しています。検索でオオイワヒトデと出ましたが、どうでしょうか・・・? 「対面曲輪所跡」の看板、少し上のほうに小さな堀切と土塁が観察できます。ここは門番の詰所があった場所だそうです。 不思議な形をした岩に出会います。 「かえる岩」と名前がつけられています。なるほど、カエルのように見えます。 不思議な形をした樹木にも出会います。樹種は、タカノツメでしょうか・・・? 一合目から順番に、この表示杭が立っています。ここは九合目・・・。 この上が本丸ですが、野面積の石垣が確認できます。登って行く途中で、反対側の石垣も見学します。 二の丸跡を経て・・・、 八木城本丸跡に到着します。 本丸跡から山並みが見えます。地図看板には、三郎ヶ岳・愛宕山・牛松山・明智越え・保津峡・老の坂など明示されています。 本丸横に、金の間跡とあります。説明板には、軍用金などを保管していたとあります。 見学を終えて一気に春日神社まで下山し、昼食をとります。注文していた松茸弁当です。 神社の由緒略記は最近建立されたそうで、平安時代・・・、などの文字が見えます。 境内にはサザンカの花・・・、 モミジの紅葉も見られます。 昼食後に、町内の街歩き・・・、案内してもらいます。龍興寺は臨済宗妙心寺派のお寺で、妙心寺下の三龍(龍安寺・龍潭寺・龍興寺)の一つと伝えられ、重要な寺院との説明です。 そして、なんとなんと、ボタン(牡丹)のツボミに出会います。通常、開花期は4月から5月ですが、今年の猛暑のため開花時期を間違えたのでしょうか・・・? ツボミ2輪を見つけます。 東雲寺へ向かいます。入口は、なんと枡形虎口の形態をとっています。 そして、入口には鏡石・・・? 説明では、かつては内藤家の館だったらしいとのこと・・・、枡形虎口・鏡石に納得です。 そして巨大な河川・大堰川(おおいがわ)沿いを歩きます。下流は保津川で嵐山方向に流れ、保津川下りでも有名です。 歩いていると、この巨木のケヤキです。巨石をしっかりと挟んでいる姿にビックリです。他の看板には、京都の自然200選とあります。ここで見学を終了し、JR八木駅に向かい、八木駅から帰路につきます。「日本最大級の山城」は、少し誇張気味の感もありますが、満足な山城見学・街歩き・・・、帰ってみると歩数は20,000歩弱、今日もよく歩きました。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #大堰川 #牡丹の花 #龍興寺 #八木城 #東雲寺 #八木駅