ツルリンドウ開花の始まりです

画像1 ツルリンドウが開花しました。今年初めての遭遇ですが、周りを見ると他にも何輪か咲いていて、これから開花するツボミもあります。花はそれほど目立ちませんが、大きな花が少ない時期なので、少し気をつければ見つけられるでしょう。うまく受精すると、秋にはよく目立つ赤い実をつけるのでこれからが楽しみです。
画像2 山道を歩いていると、不思議な繭玉が一個だけ落ちているのに気がつきます。調べてみると「天蚕繭」で、中にはヤママユがという蛾の幼虫が住んでいたそうですが、すでに羽化して中身は空っぽです。よく知られている生糸は、桑の葉っぱを食べる蛾の幼虫(カイコ)が繭をつくりますが、こちらはクヌギの葉っぱを食べるそうです。天蚕繭からつくられる繭糸は、「繊維のダイヤモンド」といわれるほど貴重なもので、長野県の安曇野地方では生産農家もおられるそうです。
画像3 キンミズヒキでしょうか・・・? 細い茎に小さな小さな黄色い花をいっぱいつけて、山道の両側にたくさん生えています。
画像4 ヌスビトハギでしょうか・・・? こちらも細い枝にピンク色の小さな花をつけています。マメ科植物で、「ひっつきむし」といわれる実をつける一種ですが、これが「盗人の忍び足の足跡」に似ていることから、この名前だそうです。
画像5 「鷹の渡り」調査は、昨日で4日目になりましたが、まだ飛来数は少ないようです。掲示板には、「昨日はサシバが3羽」とあります。ここ2か月程で約2万2千羽(2022年実績)飛んでくるので、これからこれから・・・です。

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