金ヶ崎トレイル（金ヶ崎城～天筒山城～中池見湿地）を巡る
所属する山の会行事で、金ケ崎トレイルを歩きます。全長3.2㎞で比較的短いコースですが、南北朝の山城、そして山中や湿原には植物が満載で、私にとっては願ってもないコースです。ここは、織田信長が浅井氏の裏切りにより撤退を余儀なくされた山城としても有名です。
早速、ここから金ケ崎城址に向かって登って行きます。
登り始めるとすぐに、ツクバネウツギの花に出会います。
イカリソウは、ほぼ終盤のようです。
中腹には、金ケ崎城址の石碑がたっています。
山頂の月見御殿跡には、金崎古戦場の碑がたっています。金ケ崎城の本丸跡だそうです。
眼下には敦賀湾、ここで小休憩です。
天筒山城址に向かって歩いて行くと3か所の木戸跡があり、それぞれ看板が立っています。竪堀のような急坂構造や堀切など、ところどころで確認します。
花のような葉っぱ、シロダモの特徴のある新葉です。あちこちに、この木が生えています。
大きな樹木の間を縫って登って行きます。階段もありますが、天筒山の標高は171ｍほどの低い山で整備もされているので、安心して歩けます。
天筒山城址まで登ると不思議な円柱の建物に出会います。天筒展望台です。
展望台からの風景は絶景です。敦賀湾・・・
反対側には、これから降りていく中池見湿地でしょうか・・・？ 違うかな？ 湿地が見えます。
休憩・昼食場所には、見たことがないピンク色のフジに出会います。ちょうど満開の時期です。昼食をとっていると、空にはトビが旋回して、私たちの弁当を狙って急降下してきます。要注意です・・・。
ツツジも満開です。
ウワミズザクラかな？ イヌザクラかな？ 房状の満開の花をつけています。これも満開状態です。
展望台から中池見湿地へ降りていく途中で、黄色い花に出会います。なんとキンランがあちこちに開花、しかも満開の時期です。ラッキーなことです。
中池見湿原に到着します。ここでは様々な植物に出会います。ラムサール条約登録湿地だそうです。
湿地には、サワオグルマ・・・。
そして、ミツガシワの花・・・
ミツガシワの群落・・・
陸地にはウマノアシガタ・・・。よく似た花にキツネノボタンがあり、いずれもキンポウゲ科、私には見分けがむづかしい・・・。
カキドオシ・・・
ビジターセンターで休憩してから、駐車場に向かいます。
歩き始めるとすぐに、小さな紫色の花・・・、スマホ検索でヒメハギとでます。
なんと炭焼き窯が、保存されています。
更に下っていくと、タニウツギでしょうか・・・？ この一株だけですが、私の知っているタニウツギとは、少し雰囲気が違いますが・・・？
そして、なんとギンランでしょうか・・・？ 数株でしたが、貴重な花に出会います。今日は、キンラン・ギンランに出会えて、何とも幸運なことです。駐車場から車に分乗し、帰路につきます。帰ってみると14,500歩、今日は軽めのハイキング、山城跡といろいろな植物に出会て満足の一日・・・。この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？