蒲生野(雪野山)トレイルを縦走する

画像1 所属する山の会の行事で、蒲生野(雪野山)トレイルを縦走します。雪野山公園駐車場に車を駐車し、八幡社古墳群→旧八幡神社本殿跡→雪野山古墳→トレイルコースを縦走→腰越に下山→白鳥川沿いに出発点に戻る→後藤館見学、というコースです。山頂には、未盗掘で発見された有名な雪野山古墳があり、この看板が立っています。
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画像3 駐車場の周辺には、この黄色い花がいっぱい咲いています。キク科のニガナの仲間かな・・・? 調べてみても、よくわかりません。 *後日、植物に詳しい方からブタナ(豚菜)と教えていただきます。調べてみると別名がタンポポモドキ・・・、確かに花がタンポポに似ています。綺麗な花なのに、外来生物法で要注意外来生物に指定されているそうです。
画像4 歩き始めるとすぐに、八幡社古墳群に出会います。6~7世紀の古墳で、一帯に17基あり、写真の古墳は前方後円墳だそうですが、あとはすべて円墳です。
画像5 八幡社古墳群を見学後に本格的に山に登ろうとすると、誰かがササユリを見つけます。この個体は四輪、ピンク色をしています。その横には、まだツボミの四輪の株もあります。幸先良い出発です。
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画像7 石段を登って行くと、なんとなんと、タツナミソウの群生に出会います。ここでも、みんなが一斉にカメラ・スマホで撮影です。
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画像9 旧八幡神社本殿跡に到着します。規模は思ったほど広くはありませんが、なんと立派な鬼瓦・橘紋の瓦などが無造作に置いてあります。
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画像11 すぐ横には、東近江市保護樹木のツガの木、古びた説明板があります。市内にある30本ほどの一本(17号)ですが、上のほうを見ると、葉っぱが見当たりません。枯れてしまったのでしょうか・・・?
画像12 同行者の方が撮った写真を、送っていただきました。やはり、葉っぱがありません。残念なことです。
画像13 展望台までくると、すぐ近くに箕作山・船岡山が見えます。左のほうには繖山、右のほうには布施山・・・。田んぼは、収穫時期に入った黄色い麦が・・・。
画像14 葉っぱはショウジョウバカマに似ていますが、ヒョロヒョロと目だたない花芽が伸びています。ノギランでしょうか・・・?
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画像16 ミヤマガマズミの実・・・、
画像17 サルトリイバラの実・・・、
画像18 ガンピがあちこちに・・・、次々といろいろな植物に出会います。もう開花時期は終わりましたが、ミツバツツジもたくさん生えています。
画像19 ようやく、雪野山山頂に到着です。標高308・8m・・・、雪野山古墳の看板などを見学、ここで昼食休憩です。
画像20 ここは三角点・・・、なんとなんと一等三角点だそうです。花こう岩でつくられている柱ですが、一等三角点は良質の花こう岩を産出する、小豆島産と聞いたことがあります・・・。
画像21 昼食後に女坂・安妃山方面に進んでいきます。下り方向の縦走になりますが、アップダウンや急な下り坂もあり、けっこう長くて厳しいコースです。風景の良いところどころで、小休憩しながら歩きます。
画像22 ウラジロ新芽も、随分と伸びてきました。綺麗な薄緑の葉っぱです。
画像23 腰越山展望台には巨石、この一帯の岩石は湖東流紋岩です。このコース途上は、比較的、巨石が少ない印象です。
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画像25 「腰越」という地点で、下山します。ここからは、平地を歩いて駐車場に戻りますが、途中で赤穂浪士の奥田孫大夫父子の墓の前を通過します。
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画像28 駐車場から車に乗って、近くの後藤館に向かいます。ここには巨大な土塁・石積の門が残っています。古びた説明板には、重臣だった後藤氏は、父子ともに六角佐々木氏に謀殺されたことが書かれています。いわゆる、観音寺騒動です。
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画像30 近くの公園には、大きなヒノキがあります。これも東近江市保護樹木(11号)です。今日は、2本の保護樹木に出会いました。今日のトレイルツアーはここで終了、10人全員が無事に帰路につきます。帰ってみると12,800歩、いろいろなものに出会えて大満足、しかし暑かったこともあり、歩数の割には少し疲れた山歩きでした。

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