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ゲスいほうの記事(マジだよ+恋バナ続編)

この記事の続きです。👇


彼女の17歳の誕生日。

付き合いだして、約一年
純恋愛を卒業した僕たち。

それ以降、彼女は度々僕の部屋に
泊まりに来るようになりました。

正確には、泊まってなくて
明け方には実家に帰り、
服を着替えて出社。

実家と言っても、
親がいない彼女は、
祖父母と暮らしていました。


そんな背景説明を踏まえて
昨日の続きです。
その後のゲスい方の記事、
恋バナというより「マジだよ」寄り
行ってみよう~!😁



「会社を辞めようと思ってる」

「え?」

「どうしても、旅行の仕事をやりたいんだ」

「うん。。。」

「だから、東京に戻って転職する」

「。。。」

そう彼女に言ったのが退職2ヶ月前。


それまで、仕事が終わると
僕の部屋はスタッフが遊びに来る
たまり場でしたが、

彼女が来るようになってからは
滅多に誰も遊びに来なくなり、
代りに、後輩社員の家に
みんなが集まるようになりました。

時折、顔を出すと

「彼女どうするの?」
「一緒に連れて行くの?」
「別れんの?」

と、さんざん詰め寄られ、
フニャフニャっと、ごまかしてました。


(でも、どうしようかなぁ?)


東京に帰っても、僕も実家暮らしだし、
部屋を借りるにしても、
まだ、転職先も決まってない。


引っ越しの日が近づいてきて
今の部屋の片付けを彼女にも
手伝ってもらいながら
掃除をして、スッキリしてきました。

彼女が、何か聞きたそう。
何か言いたそう。
というのは気づいていたけど、
気づかないふりをしながら
付き合いを続けていました。


引っ越しの当日、
僕は、

「先ずは、就職先を探して、
しばらくは、仕事に集中したい。
落ち着いたら、迎えに来るから
待ってられる?」

と、聞きました。

彼女は泣きだしながら、
「うん、わかった…」

と言ってくれました。


(よっしゃ!頑張るぞ~!)


東京に戻り、すぐさま転職活動し、
元々の希望でもあった、
旅行会社に入ることが出来ました。

いや~旅行業界って大変!
でもメチャ面白い!

たまたま中途入社を10人近く
採用したタイミングもあって、
同期社員となる仲間もいて、
仕事がさらに楽しくなりました。


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ケータイもパソコンも無いですからね。
固定電話で、やり取りするしかありません。

彼女に電話をし、
大概、彼女のおばあちゃんが最初に
電話に出ます。

彼女は会社規定で、
夜は8時までしか働けません

夜9時過ぎは祖父母たちは
寝てしまうので、
この1時間の間に電話を
掛けなくてはなりません。


「僕です。マサです。○○いますか?」

と、電話すると

「はいはい、ちょっと待ってね」

と言って、彼女に代わってもらいます。



そこでの電話で
次回会う約束をして、
彼女が東京に来てました。


旅行の仕事を始めて
2ヶ月ぐらい過ぎたころ、
僕は添乗員の仕事をするようになり、

国内外問わず、
飛び回ることが多くなりました。

添乗員として緊張感も
まだ抜けないので、
夜も、仕事の準備をしたりで、

徐々に、彼女への電話が
減っていきました。

それでも月に1回くらいは
かろうじて会えたかな。


やがて、添乗員の資格を取るために、
土日も同期で喫茶店に集まって
勉強会をやったり、

同期や先輩たちと飲みに行ったり。

そんなこんなで、
とにかく早く一人前になりたくて
早く彼女を迎えに行きたくて、
仕事や勉強に集中してました。


半年くらい経った頃


そろそろ付き合いだして2年の記念日。
と同時に
その後すぐ彼女の18歳の誕生日。

もう、大人だし、

すっぴんも良いけど、

色気も欲しいよね

ってことで、
チョイと奮発して、
グアム添乗の際に買った、
エルメスの口紅

値段は忘れましたが、
結構したと思います。

これ塗ったら、そそるぜ!

てな勢いでした。

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早速、会う約束の電話を。

いつものように、
おばあちゃんが最初に出る。

「あ、マサです。ご無沙汰してます。〇〇いますか?」

「いません」

ガチャ!


何だ?


なんか忙しい時に電話しちゃったのか?

機嫌が悪そう。

まぁまだ、日があるし、改めて電話しよう。


後日


「もしもし、マサです。〇〇いますか?」

「いません!」

ガチャ!


喧嘩でもしてんのか?


その後数回電話しましたが、取り次いでもらえず、

遂に誕生日の当日朝に電話

「あ、マサです…」

ガチャ!


さすがに何かあったな。


その日、仕事を終えて、
その足で彼女の住む場所へ
車で向かいました。

先ずは家に行き、
彼女のスクーターが無いことを確認。

(家にはいないのか…)

前の職場に顔を出して、
行きそうな場所を聞いて、
探すも見つからず。

もう一度彼女の家の前で車を停めて、
しばらく待ってましたが、

夜11時を既に回ってきたので、
そろそろ帰らないと、
明日の仕事に障るな。

取り敢えず今日は帰ろうかな。

でも折角、来たので、久しぶりに
みんなの溜まり場になっていた
後輩社員の家にチョット顔だして帰るかな。

彼の家に着くと、

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彼女のスクーターがありました。

(なーんだ、ここに居たのか!)

(みんなとワイワイやってるのかな)

と、安心して、
車の中で一服しながら、


プレゼントを今渡すのか?

みんながいる場所だし、

そろそろお開きになる時間だし、

出てきた所でサプライズ!

これがいい😁

しばらく車で待つことにしました。


30分くらい待ったでしょうか。


彼の部屋の窓から
ぼんやり見えていた
テレビの明かりが消えました。

(お~、やっとお開きか!)


ん?


誰も出てこないな。


そのうち、部屋の電気も消えました。



待て待てい!
落ち着け、落ち着け!
一旦、整理しよ。


後輩社員の部屋は溜まり場でしょ。

同僚たちが色々と遊びに来る。

それは男女問わず、日常的に。

彼女のスクーターは、ここにある。

彼女もみんなと一緒に遊びに来てる。

でも、

部屋は電気消えたけど、
誰も出てこない。


ってことは。。。。?



みんなで怪談話?👻



そんな訳あるかい!



後輩社員の家のドアを
叩きまくりました。


出てきた後輩は、
スウェットバンツ一枚の
上半身はだか。

「あ!、マサさん💦」

明らかに、挙動不審な態度。



この野郎!あんパ~ンチ!

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と、出来るわけもなく、

ショックのあまり引き返してました。


悔しいのか?
悲しいのか?
怒りなのか?

手に持っていたエルメスの口紅

箱を開けて、
彼女のスクーターのライト部分を
真っ赤に塗って帰りました。


何なんだ?この復讐😂



途中、海に寄って

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と叫ぶには、
暗くてお化けが出そうだったので
怖くてやめました。



ありがとうございます。100円で、6本増やせます。 あ、増毛の話です。