キュンと切ない恋バナ
企画参加!
みおいち姐さんの
#鯉の泳いで企画 !
違う!
またまた参加しま~す。
ゲスい恋愛は、色々記事に書いてきたけど、
意外と、純恋愛もしてましたよ。
意外と?😆
まぁ、ゲスい内容とは違うので、
面白みは欠けるかもですけど。笑
とにかく行ってみよう!
一方通行の恋多き僕は、
惚れやすく、振られやすいタイプ。
(簡単に言うと、モテない)
僕に限らず、
特に10代後半は、
異性と見るや否や
惚れてしまいますよね?
彼女と一緒でも、
綺麗な人を見ると、
目がそっちに向いちゃったりして😍
「どこ見てんのよ〜」
と、服の袖を引っ張られて、
「あ〜、あそこにあんな店が…」
ゴマかす言葉は数限りなく。
そんな青春時代に、
僕は、
彼女がいませんでした。😭
それを案じた友人が
計画してくれた、
「マサ、彼女ゲット大作戦」
が、高三の夏に行われました。🤣
(受験勉強しろよ!)
よく一緒に遊んでいたのは、
中学からの友人たち。
学校はみんな違い、
中には中卒で就職した者も
いました。
大概、男女8〜10人くらいで
夜遅くまで喋ってたり、
喫茶店に行ったりしてました。
特に話があった訳でもないし、
よくもほぼ毎日、
喋ることがあるもんだと、
今になって思います。
そうやって、ほぼ毎日
会っていると、仲間内同士で
思いを寄せちゃうことが
あります。
自然発生的なカップル誕生ですね。
でも僕は、
完璧に片想いでした。
一緒に遊んでいたうちの1人
大崎さんに想いを寄せていたことを
友人が知り、
この恋愛の先生が
設計したプログラム
それは…
ステップ1
みんなで海に旅行に行く
ステップ2
花火をやってテンション上げる
ステップ3
夜の海見て、しっとりとギャップを与え
ステップ4
不意打ちでキスしちゃう
ステップ5
その晩やっちゃう
(・_・;)
「は〜い、先生!すみませ〜ん!」
「僕、童貞でーす。
キスもしたことありませ〜ん!
そんなこと出来るんですか~?」
う〜〜〜ん、稚拙。。。
今はどうなのか知りませんが、
当時、
高校生だけで外泊して旅行って、
あまり考えられなかった時代です。
僕は、まず、
友達の家に泊まると
親に嘘ついて、
なんとか旅行に参加することが出来ました。
まずはステップ1、任務完了。
みんなでとは言ったものの、
結局旅行に行ったのは
男3人、女4人でした。
電車を乗り継いで、
伊豆半島の南部へ。
既に18歳になってた男が、
貸別荘を借りており、
そこで一泊二日の予定。
到着早々、
海に行き、
ワイワイキャーキャー遊んだ後、
夕方には別荘へ戻り、
夕飯用にお弁当と、
花火を買いに出ました。
買い出し係は、
僕と大崎さんと、もう1人女子。
女子が花火を選んでる間に、
僕は弁当を買いに行き、
後ほど合流。
「マサ、重そうだね😁」と、大崎。
「7人分だから。飲み物もあるし…」
「うん、頑張って!」
「普通、少し持ってくれてもいいじゃない?」
「じゃあ、少しだけね」
と言って、
弁当の袋の持ち手を
片方ずつ持ちながら帰りました。
ちょっと幸せ。
食事が終わり、海辺に行き、
花火で大盛り上がり。
ステップ2完了!
そのまま、流れるように
みんなで夜の浜辺に座って、
話を始めました。
ステップ3、ミッション完了!
他の友人のこと、
それぞれの生活のこと、
話しは尽きません。
僕はというと、
海を見ると、波に向かって
石を投げる癖があるので、
話しをしながらも、
ひたすら石を拾っては
波に向かって投げてました。
投げてる間に
次のステップ4。
不意打ちでキスする?
出来るのか?
どんなタイミングで?
目はつぶるのか?
息は止めるのか?
弁当食って、歯磨いてないけど…
余計な妄想が頭をめぐり、
大崎さんとも何となくギコチナイ。
そんなもんだから、
何事も出来ないまま、
貸別荘に戻りました。
帰り道、
並んで歩く、細い歩道
時たま、手の甲と甲が
触れ合う時があって、
なんかちょっと幸せ。
そのまま、何事もなく
旅行は終わって、
帰りの電車では
みんな寝てしまいました。
隣に座った大崎さんは
僕の肩を枕代わりにして
眠っていました。
かなり幸せ。
僕も寝たふりをしながら、
彼女の頭を枕代わりに
もたれ掛かっていました。
ミッションは完遂出来なかったけど、
なかなか思い出深い青春のひとコマでした。
要は奥手ですね。😅
こんなウブな時代もあったなぁと、
みお姐さんの企画で思い出しました。
ありがとうございました。
ありがとうございます。100円で、6本増やせます。 あ、増毛の話です。