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こんな漫画のような話

色んなことがありました。

・洋食店で仕事を始めたこと
・調理師免許も無いのに、料理長になった事
・中国が台湾を攻めそうな事
・最近妙に夫婦仲が良い事
・娘の同級生に「おじいさん」と呼ばれたこと

どれもこれも、そこはかとなく
ストレス性のあることばかりですが

NOTE続けて書いていれば、ひとつひとつ細かく書けたのに…

結構な期間が空いてしまった。




そんな訳で、ど~でもいい話をしよっかな😆



僕のハゲは健在です。

ここんところ、白髪も混じってきて
これまで以上に
地肌が露出しているように見えます

それなりに
ストレスやプレッシャーが多い仕事をしているので

ある程度は仕方ないかな?
なんて思ってるけど

この半年くらいの間、
急激に進行してきました。


なので、帽子が手放せなくなりました。


以前は
歳相応にベレー帽などを被っておりましたが

職場でもユニフォームが
ベレー帽なので、
少々飽きてしまい

野球帽を久々に買ってみました

どうせならブランド物を買ってしまえ!
(もちろん、偽ブランドです。
 1個400円前後😅)

ルイヴィトン、グッチ、バーバリー
トミーヒルフィガーなどなど
そうそうたるブランドキャップを買いあさりました。

DCブランド世代の僕としては
偽物とは言え、
ブランドに憧れがあるのは事実。

ところが、

これに合う服が無い💦

というのも、
帽子をかぶって出勤したら
会社の人達に、

「似合わない!」

と一蹴

「服装とバランスがあってない!」

と二蹴

「別にハゲ隠さなくてもいいじゃない!」

と三蹴


立て続けに3回も蹴られるなんて
帽子だけに、まさに
ハットトリック!


結局、現在は
無地の1色の帽子をかぶっているのですが


常時被っているせいもあり
ヘアケアは皆無

朝起きて、
そのまま帽子かぶって家を出る。
これが日常化してしまいました。

夜、家に帰って
鏡の前で帽子を脱ぐ

何とも悲しい状況になってるじゃありませんか!

帽子で覆われていた部分の髪の毛が全て

往年のマイケルジャクソンの

こんな感じになっている

言いたいこと分かりますか?


帽子の中で汗をかき、蒸れた髪たちが
いくつかの束になり

小さなヘビというか
ウナギの稚魚の群れというか
おたまじゃくしの大群というか

とてもとても、
人前で帽子を脱ぐことは出来ないような
頭の状態になっているのです。


そんなある日の仕事帰り


通勤ラッシュの電車内でのこと

次の駅で降りるため
ドア付近まで移動しようと試みました


あ、因みに台湾の電車のラッシュは
ドア付近だけであって、
奥に進むとかなりの空間があります。


意外とスムーズに、
しかもドアの真ん前まで進むことが出来ました。

右横にはスマホを見ながら
ワイヤレスヘッドフォンで何かを聴いてる
ヤケに背の高いオッサンがいました。

(混んでる場所でスマホ見んなよ)

と、心では思っていても
斉藤ひとりさんの教えの通りに
愚痴や地獄言葉は口にしない。

そう決めていたので
知らんぷりをしていました。


目的の駅のホームに電車が入ります


オッサンは、
どこの駅に着いたのか確認するために
高い身長を折り曲げて
窓の外を確認します

ホームに入ったばかりの電車は
まだスピードがあり、
駅名が読み取れなかったのか、

オッサンはキョロキョロ
首を回して読み取ろうと努力していました。

その一連の動作は
いわゆる僕の顔の真ん前で
行われいたので

(ウゼー!この野郎!)

とは心の中で思いながらも
口に出すまいと誓った僕でした。


電車が止まりかけるころ
オッサンも駅名を把握できたのか、
かがんでいた体勢から
元の姿勢に体勢を戻しました。

と、
その時、僕の帽子のつばに
オッサンの頭が当たり

僕の帽子がフワッと上がり
直立不動!

同時に電車のドアが開き
後ろから押される僕の体

作用反作用の法則

僕はホームへ
帽子は後ろへ

そしてマイケルの髪は露わに

Who's bad?

(オッサン!何してくれてやがる!)

と、心で思いながらも
目は怒りに変わっていた僕


落ちた帽子を拾って手渡してくれたのは
あのオッサンでした。


心温まるお話でした。





温まんねーよ!


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マサおじさん@こっそり再開
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