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ゴルフ会員権、買うべきか買わざるべきか、それが問題だ(1)

月2~3回ゴルフに行くようになると、それなりにお金もかかるようになり、費用をいかに抑えるかが大きな課題となってきます。
私は2021年、36回ゴルフに行きましたが、お金の問題はそれはもう喫緊の課題、いまそこにある危機です(笑)

ゴルファーなら、一度は会員権の購入について考えたことがあるのではないでしょうか。私は現在進行形で考えており、検討したことをここでまとめてみたいと思います。

まずはお手頃会員権で試算

ゴルフ会員権の最大のメリットは、土日でも安い料金でプレーできることですよね。ビジターの平日料金くらいのイメージでしょうか。

当然のことながら、会員権購入という初期投資が必要のなるので、その初期投資額をどのくらいの期間で回収できるか?がポイントになります。
実例を使って試算をしてみましょう。

PGMのサイトに行くと、会員を募集しているページ(こちら)があります。
私も行ったことがある千葉県にある大多喜カントリークラブの新規募集をしているので、これを使って試算してみることにします。

大多喜カントリー44万円はお手頃価格では?

大多喜の会員権を購入してプレーする場合に必要となるお金は、
会員権購入費用 44万円 
年会費 38,500円
プレー料金(ゴルフ場利用税含む) 6,470円(セルフ、全日同料金)
・昼食代 1,500円
などでしょうか。

昼食代は、後で比較するひとり予約の料金が昼食込みになっていることが多いことから、こちらにも入れて試算することにします。

会員権を新規募集ではなく、既存の会員権を譲渡してもらう形で取得すると、名義変更料という謎にバカ高い手数料をゴルフ場に支払う必要があります。
また、業者を通じて取得した場合には更に業者の手数料が必要となります。

バブルの頃を知っている方は、ゴルフ会員権なんてとても。。。と思っているかもしれませんが、いまは手頃な価格のものもたくさんあります。

年に何回ゴルフをするかによって、年間に発生する費用は変わってくるわけですが、まずは、月2回(年24回)で費用を計算してみます。

年間発生費用=(プレー料金6,470円+昼食1,500円)×24回+年会費38,500円
      =229,780円
これに加えて初期投資費用として44万円が必要になります。

これをグラフにするとこのようになります。

会員権を購入して年24回プレーした場合の費用

では、ゴルフ会員権を買わずに、ずっとビジターでプレーした場合の費用はどうなるでしょうか。ここでは、全てひとり予約でプレーした場合の料金で試算してみることにします。

大多喜カントリーひとり予約での料金は、バリューゴルフのサイトで調べてみると、2月の平日で7,500円、3月で8,600円、いずれも昼食・ゴルフ場利用税込みの値段です。

私は、ほぼ土日でのプレーとなるため土日料金で計算したいのですが、土日のプラン設定がなかったので、ざっくり平日の倍と考えて16,000円で試算することにします。(ハイシーズンはもう少し高くなるかもしれまません)

こちらの計算は簡単で、プレー回数(24回/年)に16,000円を乗じるだけです。
これをグラフにするとこのようになります。

ビジター料金で年24回プレーした場合の費用

そして、二つのグラフを重ね合わせると、

会員権購入とビジターの比較

赤と青の線が交わるのが3年を過ぎたあたりです。
つまり、3年以上、年24回のペースでゴルフをするなら、会員権を購入した方が費用が抑制できるということになります。

会員権価格が44万円とお手頃価格だと、あっという間に初期投資金額を回収してメリットが出るようになりますね。
10年間で計算すると、110万円!もの差が出ることになります。

110万円あれば。。。色々なことができますね(笑)

ちなみに、月1回(年12回)程度しかゴルフに行かないとなると、下記グラフのようになり、8年でようやくトントンになり、10年間で13万円ほどのメリットしかありません。
(ただし、購入した会員権は手元に残るので、それを売れば+αにはなる)

年12回プレーした場合の比較

これだと会員権の購入は迷いますね。
これから何年ゴルフをプレーするかを冷静に考え判断することになりそうです。

少し長くなりましたので、続きは次回に。


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